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「ASUS Zenbook SORA」が日本にフォーカスした理由 薄くて軽くて長時間駆動に現役大学生も夢中

ITmedia PC USER / 2025年2月5日 12時50分

ボディーカラーやスペックも日本市場に合わせて設定

 ボディーカラーに関しても、日本での市場調査に基づいて「サブリスキーベージュ」「アイスランドグレー」の2色を採用した。ボディー素材は、ASUSが「セラルミナム(Ceraluminum)」と呼ぶセラミックとアルミニウムを融合した独自開発素材だ。

 このセラルミナムは、陶器のような手触りを実現しながらアルミニウムのような強度を実現していることが特徴で、実際に触ってみるとしっとりとした質感で気持ちがいい。また「指紋がつきにくい」(熊谷氏)のも強みで、高いレベルでの丈夫さと高級感を両立している。

 なお、今回の製品ではセラルミナムをA面(天板)に加えてD面(底面)とC面(キーボード面)にも採用しており、従来モデルよりも30%の軽量化を実現しているという。

 熊谷氏は本製品のスペックも説明した。SoCは上位モデルが「Snapdragon X Elite(X1E-78-100)」、下位モデルが「Snapdragon X(X1-26-100)」を備える。メモリは上位モデルが32GB、下位モデルが16GBだ。SSDの容量は上位モデルが512GBまたは1TB、下位モデルが512GBのみとなる。

 ディスプレイは1920×1200ピクセルの14型有機ELで、上位モデルはグレア加工の「ASUS Lumina OLED」で、下位モデルがアンチグレア加工となる。無線LANは上位モデルはWi-Fi 7(IEEE 802.11be)、下位モデルはWi-Fi 6E(6GHz対応のIEEE 802.11ax)に対応している。

 これらのスペックも、日本市場に合わせて設定されたという。

 熊谷氏の説明後、チュー氏がステージに戻ってきて価格が発表された。一番手頃な下位モデルのMicrosoft Officeなし構成は直販価格が17万9800円だという。日本向けのモデル/構成の直販価格は以下の通りだ(Microsoft Officeありのモデルは「Microsoft 365 Basic」の1年間利用権と「Microsoft Office Home & Business 2024」が付帯する)。

・下位モデル(Officeなし):17万9800円

・下位モデル(Officeあり):20万9800円

・上位モデル(512GB SSD/Officeなし):21万4800円

・上位モデル(512GB SSD/Officeあり):26万9800円

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