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朝ドラ「虎に翼」花岡悟役、岩田剛典インタビュー「懺悔しながら本心を明かすシーンが見どころ」

iza(イザ!) / 2024年4月24日 12時0分

第18話の場面から。大庭光三郎(石塚陸翔)、花岡悟(岩田剛典)と猪爪寅子(伊藤沙莉)。口論で互いに感情的になり、思わず花岡を突き飛ばす寅子(C)NHK

連続テレビ小説「虎に翼」(NHK総合・月~土・午前8時、BS/BSプレミアム4K・月~金・午前7時半ほか)に、花岡悟役で出演中の岩田剛典が取材に応じ、作品や演じる役柄についての思い、撮影中現場の様子などについて語った。

朝ドラ第110作となる「虎に翼」は、日本初の女性弁護士、三淵嘉子さんをモデルに、伊藤沙莉演じるヒロイン、猪爪寅子とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていくリーガルエンターテインメント。ドラマは第4週「屈み女に反り男?」(第16~20話)が放送されており、明律大女子部法科を修了した寅子と学友たちは、本科と呼ばれる法学部に進み、男子学生と机を並べて、法律の勉強に勤しむ日々を送っている。

岩田が演じる花岡は、法学部の学生で寅子の同級生。社交的で女子部卒の学生たちにも心を開き、女性から人気を集める中心的な存在だ。寅子も当初は花岡を好意的に受け止めていたが、徐々に疑念を抱くようになり、第18話(24日放送)では、本心では女性を見下していることを見破った寅子と口論になり、そのはずみでがけから転落しけがを負ってしまう。

「未だに学生役を演じられるのは、役者冥利に尽きる」

――出演決定時の心境、周囲からの反響は?

岩田「まずは両親が喜ぶなぁと素直に感じました。幼少期から朝ドラが生活の一部になっている家庭で育ちましたので、すごく喜んでくれるだろうなと思いました。それから、周りの友人や事務所の先輩たちみんなから『おめでとう!』と祝福されましたね。なかなかドラマの出演が決まっただけで、おめでとうって言われることないんですが、改めて朝ドラの影響力の大きさを身をもって感じました」

――花岡をどういうキャラクターとして捉えていますか? ご自身との共通点、違う点は?

岩田「男尊女卑の時代の世相や、早くに母親を亡くしたという生い立ちも含めて、女性に対する優しさ、夢を追う彼女たちの姿を純粋に応援したいという本心もありながら、大学内でのヒエラルキーの中では、多分カースト上位の生徒だったんだと思うので、男としてのプライド、見栄も守りながら、女性陣と付き合っていかなければならないと。女性陣から見たら、花岡が本心でそれを語っているのかどうか、ミステリアスなふうには捉えられたいとの思いで役と向き合いました。自分との共通点は僕も大学は法学部で、政治学科だったので、法律は専門で学んできた分野ではなかったんですが、法を扱うドラマに、しかも朝ドラの初出演でというところで、すごく奇遇というかご縁を感じましたね。違うところは、やっぱり時代背景でしょうか。こんなにも女性に発言権、決定権が与えられなかったということをを一番感じました」

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