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『虎に翼』岩田剛典“モテモテ学生役”好演も…自身は男子高出身「羨ましい奴だなと思いながら演じていました(笑)」

ORICON NEWS / 2024年4月24日 12時0分

連続テレビ小説『虎に翼』の場面カット(C)NHK

 俳優・伊藤沙莉が主演を務める、連続テレビ小説『虎に翼』(月~土 前8:00 NHK総合 ※土曜日は1週間の振り返り/月~金 前 7:30 NHK BS、BSプレミアム4K)に花岡悟役で出演中の岩田剛典がインタビューに応じ、作品の魅力や撮影エピソードなどを語ってくれた。

【オフショット】よねも笑顔!女子部メンバーが”ギャル”ポーズ

 第110作目の連続テレビ小説となる本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった主人公・猪爪寅子を俳優・伊藤沙莉が演じ、彼女とその仲間たちが困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ女性・三淵嘉子さんの実話に基づく、リーガルエンターテインメントとなっている。



 岩田が演じる花岡悟は、社交的で学生たちの中心的な存在。女子部卒の学生たちにも心を開き、轟(戸塚純貴)をいさめながら寅子(伊藤沙莉)たちと行動を共にする。女性から大人気で、寅子にとっても気になる存在だ。

 今作で朝ドラデビューを飾った岩田は「幼少期から朝ドラが生活の一部、という家庭で育ってきたので、まずは両親が喜んでくれるなと思いました。あとは僕の友人、プロダクションの先輩・同期に『おめでとう』と言ってもらいましたね」と改めて出演決定時を振り返る。

 さらに「なかなかドラマの出演が決まっただけで『おめでとう』って言われることはないんですけど、みんなが共通して『おめでとう』と。改めて朝ドラの影響力の大きさっていうものを身をもって感じました」と笑顔で明かした。

 初登場回から強いインパクトを残している花岡というキャラクターについては「男尊女卑の時代というバックグラウンドがありながら、女性に対して優しさを見せる一面もあって、女性の夢を追いかける姿を純粋に応援したいという本心もある」と語る。

 その一方で「学校内でのカースト上位生徒という自分の中での男としてのプライド、見栄ですよね。そういうものを守りながら、女性陣と付き合っていかねばならないというところで、女性陣からしてみたら、花岡という人物は本心で語っているのか?実際はどんな人なんだろう?と。ちょっとミステリアスな風に捉えられたいなという思いで役と向き合っていました」と、役柄の内面性も実際の演技に反映させているようだ。

 記者から「女性に人気な点も共通してると思うんですけれど…」と水を向けられると、岩田は「今回、恋文をもらったりとかする描写が多いですけど、僕は恋文をもらうなんてことはなかったですね、男子校でしたので(笑)。そこら辺は共感することはなかったんですよ。どちらかというとなんか羨ましい奴だなと思いながら演じていました(笑)」と正直に打ち明けて、笑いを誘う一幕も。

 また、劇中で披露している学ラン姿に話題が及ぶと「久しぶりに着ましたね。学生時代も学ランだったので懐かしい気持ちになりました。なかなか日常で着ることはないので、いまだに学生を演じられるのは役者冥利に尽きるかなと思います」と白い歯を見せる。記者から「似合ってる」と絶賛されると「全然イケますよね?(笑)。今って大学生が詰め襟の学ランを着ることってないじゃないですか。当時の時代背景もあって、意外と成立しているのではと思います」と笑顔で胸を張っていた。

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