芳根京子、11年前「いつまで続けていられるのか?」と不安だった 「表参道」「べっぴんさん」で駆け抜け、あの映画が「第三章」の転機に 「Re:リベンジ」インタビュー後編
iza(イザ!) / 2024年4月18日 12時0分
俳優の赤楚衛二が主演を務め、錦戸亮と共演する話題の連続ドラマ「Re:リベンジ-欲望の果てに-」(フジテレビ系、木曜後10・0)に出演中の芳根京子。2015年の「表参道高校合唱部!」(TBS系)で連ドラ初主演を果たし、16年度後期に放送されたNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」でブレイクした彼女だが、女優デビューとなったのは、本作と同じ「木曜劇場」枠で、13年に放送された「ラスト♡シンデレラ」だった。ヒロインとして11年ぶりに木曜劇場に凱旋した芳根に、自身のキャリアや、転機となった作品などを振り返ってもらった。
――本作への出演を決めた理由を教えてください
「若者たちが、年上の人たちの権力争いに立ち向かうという物語が魅力的でした。今まで年上の方との共演が多かったなかで、同年代の赤楚さんや、錦戸さんもいらっしゃいますし、赤楚さんとは9年前に『表参道高校合唱部!』で共演させていただいたこともあります。物語と同世代との共演、(自身の)すごくチャレンジングな役柄などを聞いて、『やらない』という選択肢はなかったです。
私の演じる朝比奈陽月という役も、いろいろなことを抱えていて、物語が進むと明らかになってくる人物です。やりがいがある役だなと感じました」
――本作で初めて看護師役を演じてみて、いかがでしょうか?
「やることが多くて大変です(笑)。所作を習って、それをやりながらセリフを成立させなければならないのですが、でもそれが逆に燃えるというか(笑)。頭を使いながらお芝居をする機会が多いので、一つずつ、自分の身になっていくのが楽しいですね」
――ドラマデビューは同じ木曜劇場で、11年前の「ラスト♡シンデレラ」です。11年たって、木曜劇場に凱旋された心境は?
「11年前は、まさか自分がヒロインという立場でこの枠に出ているとは思っていませんでしたし、『いつまで続けていられるのか?』と思っていました。まだ経験がないから、無知で怖いものもなかった時期だったので(笑)。今、振り返ると、すごくうれしいなって思いますね。当時のプロデューサーさんとも湾岸スタジオでお会いする機会もあり、勝手ながら『ただいま』という気持ちがあります」
――木曜劇場という枠に対して、特別な思いなどはありますか?
「やっぱり『木曜劇場だ!』という思いはあります。11年前は『ドラマに出られるんだ』ということがうれしくて、そこから自分のやってきたことが大きく間違っていなかったという答え合わせというか、自信をもらえるというか。自分のやってきたことが、一歩ずつ前に進んでいると思います」
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