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「躊躇せず消費税減税を」国民民主党代表玉木雄一郎衆議院議員

Japan In-depth / 2019年9月7日 11時24分

力で押し切ろうと思っても、少なくとも我々の合意を得ない限りは進められない。丁寧に理解を得ながら議論を進めていくというある種絶妙な状況が作り出されたのではないか。


安倍: 憲法審査会を開き議論をする素地はできた。それでも開かれない場合は?


玉木: 議論をちゃんとやらないと、野党の側にも世間から批判が来るということを私はひしひしと感じている。みんな安倍さんの強引なやり方には反対だと。でも審議拒否ばっかりしている野党も税金泥棒なんじゃないか、と。


安倍: 野党統一会派結成の際には、憲法審査会で議論に応じる方針について合意したか?


玉木: する。今までであれば、(議論に)乗ってしまえば、そのまま押し切られてしまう。「審議終わりました、採決。」と持っていかれる心配があった。今回は、われわれの合意を得ない限り進められない。だから出て行って、相手の論点でおかしいところは、徹底的に論争を通じて相手のおかしいところを明らかにしていくこと、またそれを国民の皆さんにわかりやすく伝えることが、国民の求めている本当の憲法議論ではないかと私は思っている。それがやっとできるようになったから、野党もちゃんと議論すべきだと思っている。


安倍: 憲法審査会が開かれる可能性はあると?


玉木: あると思っている。


安倍: それは期待したい。


 


■ 日本維新の会との関係


玉木: 日本維新の会も、ある意味自民党としっかり対峙すると言うことであれば、私は野党勢力の1つとして協力できるところは協力していけば良いと思っている。ただ、(維新の会は)予算案に賛成したり、不信任案を否決したりするから、やっぱり与党なのかなと思ってしまう。(与党に対して)是々非々でやっていくことは否定しないし、日本維新の会のおっしゃっている事の中でうなずけることもある。協力できるところはしたいが、単なる与党補完の勢力なのかというところは見極めないと。


日本維新の会に聞きたいのは、本当に自民党・安倍政権に変わる政権を樹立すると言うのであれば、どうやってそれを目指すのか。日本維新の会だけではできないと思う。ある程度野党をまとめなければいけない。そういうときには我々も連携できる連携をすればいいと思う。ただ、今は一体どちらに行かれようとしているのか分からないので、判断しかねる。


 


■ 都知事選挙


安倍: 少し気が早いが、来年の都知事選について。野党としてどうに考えているか。


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