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沢尻エリカさんに社会はどう対応すべきか

Japan In-depth / 2019年11月24日 15時14分

また、日本ではセレブのチャリティ活動などあまり盛んではないが、欧米では薬物問題があったセレブ達が、回復施設を作ったり、啓発活動に貢献したり、依存症の家庭に育った子供達を支援したりと、高い収入を今度は依存症問題の社会貢献に費やしている。福祉費を切り捨てられ続ける日本の現状を鑑みると、言い方は悪いが稼げる人には稼いで貰って、それを社会に循環して貰った方が、よほど社会のためになるのではないだろうか。


このように薬物問題を起こした芸能人の方が、再び輝くことには多くのメリットがある。しかもこれまでは、なんとなく復帰して薬物問題には一切触れないというパターンも多かったが、これからは、沢尻さんのような薬物問題を起こした芸能人には、「治療に繋がり、回復のための努力を続け、その失敗の経験と回復のプロセスを語ること」を、役割として引き受けてもらい、その姿を応援することが社会の使命ではないかと思う。


薬物問題を抱えた人とは、つまり心の問題を抱えた人である。だから心を開いてくれない限り、回復の糸口はつかめないのである。


考えて見て欲しい、あなただったら自分を見せしめにし、叩きのめし、天職を奪おうとする人に心を開くだろうか?


人を孤独に追い込んでも、社会にメリットなど何もない。再起を応援する社会となり、沢尻エリカさんにも沢山の支援の手が届くことを依存症者の一人として願っている。


最後に声をあげにくい薬物依存症の家族が、勇気を出してブログで発信しているので、ご紹介したい。


是非、このブログをご一読の上、薬物依存症の家族に起きている困難に想いを寄せて頂ければと願う。


https://todaynotsomeday.exblog.jp/28706735/?fbclid=IwAR3XiNGeMUA-Cd_2OQ5IS-pwk-vUqkudIKnvj03s4ZRZ_TfLDMuP-noWiQo


 


<参考記事>


・薬物問題 回復への道 高知東生氏


・高知東生氏が自分を語る意義


・依存症叩きで自縄自縛のTV


トップ写真:沢尻エリカさん 出典:flickr : childe abaddon


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