都知事選「町田や八王子にサテライトの都市基盤整備を」小野泰輔候補
Japan In-depth / 2020年6月17日 11時49分
安倍宏行(Japan In-depth編集長・ジャーナリスト)
「編集長が聞く!」
Japan In-depth編集部(淺沼慶子)
【まとめ】
・人気投票やキャッチフレーズだけで決めるのではなく、東京の将来像をどれくらい丁寧に議論するかが重要。
・コロナ後の東京の構造をどう変えていくのか、給付問題やオリンピック、育児などに関して政策は多岐に渡る。
・現職の争点は業績評価、4年間の総括をすべきだ。
コロナやオリンピックなど差し迫った課題が山積みの中、いよいよ7月5日に投開票が迫った東京都知事選挙。今回は日本維新の会推薦の立候補者で、元熊本県副知事の小野泰輔氏に話を聞いた。(6月16日インタビュー実施)
まず、元熊本県副知事という経歴を持ちながらも、出馬の意思を固めた理由を尋ねた。
小野氏: まず、生まれ出身は東京というのがベースにある。大学の恩師が知事になったため12年間熊本に手伝いに行ったが、ちょうど今月任期が終わる。次に何をしようかと考えていた時、この無風状態で終わりそうな東京都知事選挙を、しっかりと議論が巻き起こるようにしなければいけないな、と(感じた)。一方で、既存政党が小池氏が強すぎるということで誰も挑戦ができない。このまま終わってしまったら、コロナの後どうするのか一生懸命考えなければならない中、東京にとっても日本にとっても禍根を残すだろうな、と。私が手を挙げるしかないと思い、挑戦した。
安倍: 非常にビッグチャレンジだと思う。東京や大阪などでは、人気投票的な側面も強い。そこに敢えて挑む中で、悩みはなかったのか。
小野氏: 直感的に降りてきた。これは東京都知事だな、と。今まで東京都知事という選択肢はなかったが、ちょうど自分の任期が終わるとき、コロナウイルス対策のために熊本にあと1年残ってくれと知事から言われていたが、色々と考えていた時、突然自分の頭の中に都知事選挙というのが入ってきた。直感的なものだった。
安倍: 政策の4本柱のうち、一番これは変えていきたい、というのはどれか。
小野氏: 東京のコロナを受けての変容、東京の構造をどう変えていくのか、だ。
今回の私のテーマは、東京の将来像を議論する選挙にしたい、という思いがある。キャッチフレーズだけで選択するような選挙にはせず、どれくらい丁寧に議論するかを都民の皆さんに聞いてもらいたい。今までキャッチフレーズで選んで失敗してきた選挙が繰り返されているが、候補者が何を言っているのか、どういうビジョンを持っているのかを聞いて判断して下さい、ということも伝えたい。
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