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都知事選「町田や八王子にサテライトの都市基盤整備を」小野泰輔候補

Japan In-depth / 2020年6月17日 11時49分

安倍: 働くお母さんの仕事や子育てのし辛さがある中、どのように女性有権者の支持を集める考えか。


小野氏: 保育の充実が必要だと思う。シッターわいせつ事件も皆さん気にしているが、イギリスで言う犯罪歴や性犯罪の傾向をチェックする仕組みや、他にも保育士の待遇改善は当然必要だ。園から裁量で渡すのではなく直接給付できちんと渡るようにするなど、働いている人が続けられるようでなければならない。


他には職場と隣接するようなサテライトに(保育園を)併設をするのであれば、働く人の中でも保育士を補助したり、ローテーションでやるなど、物理的に足りないものを補う工夫が必要だ。私の妻も保育園の手伝いに入っているが、そういったこともやればいいのではないか。


都が認める無認可施設も良いと思う。安全性は配慮しなければならないが、国の基準ではなくて都がもう少し柔軟に考えて無認可を応援していくこともあるのではないか。


安倍: 政策によっては国との調整も必要だと思うが。


小野氏: 言いっぱなしでは良くない。私も行政で長くやっていたが、議論をしっかり組み立てていきたい。


安倍: 日本維新の会と国民民主党との間で「新しい国のかたち分権(2.0)協議会」が開かれ、いわゆる第三極の動きも出てきている。日本維新の会との関係をどのように保っていくか。


小野氏: 大阪だと堂々と維新と言えるが、東京だとなんで維新からなんだ、という声もある。このあたりは維新の全国政党に向けての課題だと思うが、私がどう乗り越えるか、維新ともしっかりやっていきたい。支持政党が維新ではないが私を応援して下さる方もいらっしゃる。このバランスをどのように取るか、悩み続けている。


もちろん政策協定において、都知事選に向けて維新としっかり合意ができている。維新の支持者は私は維新でいいじゃないかと仰るし、維新と違う立場の方はなぜ維新なんだと仰る。私はそのどちらの票も獲得しないと勝てないと思う。


安倍: 都知事になった場合、議会との関係性をどのように考えるか。


小野氏: 基本的に1つ1つの政策に対して、各党と等しく話し合いをしていく。自民党はじめ他の政党に対して政策ベースで議論をしかけ、真っ正面から提示し説明していく。


安倍: 小池さんは劇場型が得意な方であり、自分で政党まで作り、都民ファーストの会という小池チルドレンを作った。全くの無名の普通のママさんでトップ当選した人もいる。そういった風も吹いたが、自分の色を持った都議を増やす手法はとらないのか。


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