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都知事選「町田や八王子にサテライトの都市基盤整備を」小野泰輔候補

Japan In-depth / 2020年6月17日 11時49分

山本氏の発言はメッセージ力はあるが、そういう政治を今まで続けてきた結果どうなったか、思い出してほしい。


安倍: 小野氏は2024年にオリンピックをもう一度、と述べているが、どういう意図か。


小野氏: 山本氏と宇都宮氏の最大の弱点は五輪をいきなり中止と言っている点だと思う。だが、これでは投資が全て損失になってしまう。1年延期する現状の案も、今の感染状況を鑑みると、ワクチンなど根本的な解決策がなければ来年はかなり厳しいと思う。4年後であれば、ある程度対策が出来ており、一生懸命投資したものも活かせると思う。


先ほどフランスの記者と外国特派員協会で話したが、フランスもコロナ渦で全然準備ができていない。(2024年の五輪はパリでの開催が決定しているが)フランスの記者のアイデアで、共催もあってはいいのでは、と言われた。その方が現実的ではないか。1年後に部分開催しても相当縮小してしまったらあまり意味がない。4年後というのをIOCなどに訴えていくのもおもしろいのではないかと思う。


ラグビーワールドカップが熊本にも来たが、投資額よりも大きな経済効果があった。ワールドカップ同様に、オリンピックも1つの都市だけでやるのではなく、分散型にすれば投資の無駄も防ぐことができ、経済効果も広がり、テロや感染症のリスク抑えられる。


オリンピックの負担は大きく、ロサンゼルスの次の開催地に(どの都市も)手を挙げなくなっている。今後はオリンピックもワールドカップと同様に、持続可能な分散型で、既にスタジアムがあるところで開催することも考えていいのではないか。


安倍: 都政とはさほど関係ないが、安全保障の問題についてどうお考えか。


小野氏: 日米関係は当然重要だと思う。今は米中のつばぜり合いもある。米国に軸を置きつつ、摩擦を上げていくような方向ではなく調整していくという意味合いで、日本の果たす役割も大きい。このような形で現実的にやっていくべきだと思う。


安倍: テロ対策について。東京はテロに脆弱な都市ではいけない、安全安心は非常に重要だ。


小野氏: 脅威にさらされる可能性が増えてきているが、決定のプロセスをきちんと記録しておくことはやるべきだ。危機が起こった際には切り替えられる制度を整備しておく必要がある。


安倍: 都心の混雑緩和についても対策を打っていきたいところだが。


小野氏: 究極的には私が申し上げた分散型が効くと思う。小池氏が仰った二階建て電車で解決するはずがない。鉄道会社にも適正乗車で利益が出るようにできているのか、聞きたい。


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