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「全国40万女性党員のハブになる」自民党女性局長吉川ゆうみ参議院議員

Japan In-depth / 2021年5月21日 23時0分

近年、通報の件数も増えていて、問題が問題として明るみに出てくるようになったことは良いことだと思います。「189」のダイヤル番号も通報のハードルを下げることに寄与していると思われ、自民党 女性局で長年取り組んできて良かったと思っています。





■ 新型コロナワクチン





安倍: 女性の間にはワクチン接種に対する懸念もあるようです。





吉川氏: 参議院自民党では、世耕幹事長の元、各都道府県の参議院議員が都道府県内の首長にワクチン接種についての要望や不安、課題などについての聞き取りを行いました。また私の事務所でも世代を超えた100名近い女性にワクチン接種についてのヒアリングを行いましたが、やはり一番多い不安は副反応についてです。ワクチンに関しては3月に小林史明内閣府大臣補佐官や、自民党女性局政策部副部長の自見はなこ参議院議員にオンラインで勉強会をしてもらいました。また、党の情報誌「りぶる」にて、河野太郎ワクチン担当大臣と私との対談も実施し、妊産婦さんについてや副反応の問題等についても議論しました。これからも分かりやすい形で皆さまに周知していくことで、皆様の不安を払拭して行きたいと思っています。





自民党として「ワクチンのイロハ」もメールで全国の女性局に配っており、周囲の方々へ配布してもらう動きを取っています。河野大臣はやはり妊産婦も出来ればワクチンを打って欲しいとのことで、海外では妊産婦や授乳中の人で副反応はほとんど出ていないのでこれから妊娠したい人や授乳中の人でも、持病があるなどよほど心配な人以外は打って欲しいと仰っていました。もちろん最終的に判断するのはご自身なので、私たちとして決断に資する正しい情報を伝えていかなければならないと思います。





例えば、ワクチンというものは、COVID-19のワクチンに限らずインフルエンザでも、「感染予防」効果は実証されておらず、「発症予防」「重症化予防」の効果が期待されるものです。しかし「ワクチンを接種したら感染しない」と思っている方も多くいらっしゃいます。このように、基本的なことですら正しい情報がまだまだ周知されていないのが現状ですので、正しい情報をきちんと伝えられるように動きたいと思っています。





■ 女性議員を増やす活動





安倍: 女性議員の少なさは問題です。





吉川氏: それについても精力的に活動をしているところです。





よく「自民党は女性候補者の数値目標を出さないのか」と言われますが、特に国や都道府県の場合、私たち与党は、ほとんどの選挙区に既に現役議員がいます。女性の候補者を増やすために現役で活躍している男性議員を云々というのは有権者に対しても許されることではありません。空白選挙区が多ければ「候補者の○割は女性です!」と新人の女性候補を出すことができますが、自民党の議員がいない選挙区が少ない私たちはそんなことは出来ず、「与党のジレンマ」があるわけです。このことも、国民の皆さまには知って頂きたいと思います。





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