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「全国40万女性党員のハブになる」自民党女性局長吉川ゆうみ参議院議員

Japan In-depth / 2021年5月21日 23時0分

その中でも、女性候補を増やす様々な取り組みを積極的に行っています。2017年、当時の高階女性局長のもとで女性局長代理をしていた際に、「自民党の薄い層はどこだろう?」という事で様々な調査や検証を行い、「政治に興味がない、または興味があっても知る手段がない」方々に政治や自民党を身近に感じてもらうため、「プレミアム・ウィメンズクラブ」という会員制で定期的に行う政治塾をスタートしました。途中、「女性未来塾」と名称を変え、現在、述べ会員数は1,000人を超えています。





特に、女性局では昨年の9月から「女性未来塾」の中で「女性候補者育成コース」というのを作り、実際に選挙に出て議員として仕事がしたい人を対象に、即戦力として活動するための講座を設けています。第1期生として49人が終了したところで、これから2期生の講座が始まるところです。1期生からは既に数名の地方議員が誕生しています。





また、私たち自民党は、自らの政党の女性議員を増やすこともさることながら、全国の地方議会の女性議員や若手の議員の方々がより政治家として仕事をしやすくなるように、また、これから政治を志す人達が増えていくための行動もしています。





森まさこ参議院議員が委員長をつとめる「女性活躍推進特別委員会」を中心に、都道府県議長会、市議会議長会、町村議会議長会の「三議長会」に議会の「標準会議規則」に出産で欠席の際の「産前4週間、産後6週間」の期間の明記や、「出産立ち会い」や「介護」「看護」の欠席事由の追加などを作って頂きました。





こういった、政治家が働きやすい環境を整えることで、女性や若い人が政治家を志しやすくしていく為の活動も責任与党として積極的に行っています。





■ インタビューを終えて





女性局の活動そのものについての報道が少ないので、実際に局長に話を聞いたわけだが、想像以上にその活動は幅広い。女性党員や支援者の生の声を吸い上げ、それを党として政府に伝えていく、そのハブとしての役割を果たそうという吉川局長の意気込みは良く伝わった。





女性だけでない子供や障害を持つ人など様々な社会的弱者の声を拾い上げることは、このコロナ禍の中、極めて重要だ。与党としての責任を全うするためにも、女性局の果たす役割は重い。





一方で女性議員の少なさは問題だ。国会議員のみならず、地方議員でも女性議員の比率は1割前後の低さであり、これでは女性らの声を政策に反映させる力に欠ける。





私達メディアも女性議員の活動をもっと紹介していくことが必要だと感じる。





***このインタビューは2021年4月16日に行われました





(了)





トップ写真:ⓒ吉川ゆうみ事務所




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