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衆院選「野党間で競合する選挙区では予備選を」国民民主党玉木雄一郎代表

Japan In-depth / 2021年9月11日 23時0分

安倍:だったら野党4党と市民連合の場にいてもよかったのでは?





玉木氏: でもあの政策協定だと左にしかおさまらないですよ。まとめるのだったら安保や原発などを書かずに、今はもうコロナなので命を守ることと国内政策が大事なのだから、消費税減税とか積極財政とか、あるいは病床の確保とか明らかに一致できるところで一致させて頑張ろうってやれば良いのに、踏み絵のようなことをしている。今、地元を回ったり、オンラインなどで1000人、2000人を前に話をしたりするが、誰一人として安保法制のことを言う人はいない。そのことを書くことによってある種排除が働いているのは、戦術、戦略的に勿体無いし、かえって狭めている。





安倍: そういう風に言えばよかったのでは?





玉木氏: 言っているんですよ。





安倍: 野党の大同団結を図るために、国民も立憲民主と一緒になるという選択肢はないのか?





玉木氏: であれば幅広く結集できるような接着剤を作る必要があって、左しかくっつかないような接着剤でやるから左しか固まらないんですよ。だから幅広く結集できるような内容なり接着剤をなぜうまく作らないのかなと思います。





安倍: 立憲民主との選挙区調整は?





玉木氏:(立憲との競合区は)ほぼないですね。だから我々にとっては新たにやるメリットがないんです。もう少し幅広く、かつ市民連合に任せるのではなく、野党第1党が幅の広い政策でやりませんかといって、まとまるためのリーダーシップを発揮するべきだと思う。





(市民連合と野党4党との政策協定は)わかりにくいし、最終的に責任が持てないですよ。ああやって結んだとしても、結局各党バラバラに公約を出していくわけですから。





安倍: 国民民主が触媒にならなくてはいけない。





玉木氏:だから野党第1党がそこは幅広い結集のテーマを作る。私がやるならそこは消費税減税。ここは明らかに自民党には言えない。高市さんもあれだけ積極財政と言いながら、消費税減税はしないと言っているわけですから。旗印としての消費税減税は、共産党から維新まで共通している唯一の政策なのです。それだけ書いておけば良いのに他に色々書くから、合意できなくなって、勿体無いなという気はしますけどね。





安倍: 選挙前になんらかの動きは可能ですか?





玉木氏: 可能だと思いますよ。本当に野党でやろうとしたら、例えば維新も自公に向き合って選挙をするのであれば、野党が全部結集して、ある程度一対一構造にすることをしたらそれは自民党も公明党もビビりますよ。





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