1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

衆院選「野党間で競合する選挙区では予備選を」国民民主党玉木雄一郎代表

Japan In-depth / 2021年9月11日 23時0分

安倍: 維新は立憲とは距離があるが。





玉木氏: 距離がありますけれども、選挙のリアルを考えるとそこも含めて考えて行かないと政権は取れない。維新も自公に代わる政権の下で、責任ある野党と言ったって、何十議席とったって政権取れないではないですか。じゃあどうするのか。安倍・菅政権と、維新とつながりの強い政権が続いてきましたが、今度総理が代わったらどうしていくのか、維新も問われる。究極的には今の選挙制度でいうと、なんらかまとまっていかないと生き残れません。





安倍: 維新にも当然声かけはしていく?

玉木氏: それは野党第1党がすれば良いと思いますよ。





安倍: しかし触媒が必要だ。





玉木氏: もちろん。我々としては大事だと思うし、そうしないと足し算が合わない。今回は千載一遇のチャンス。やっぱり自民党に代わる政権の受け皿を作る。国民の考え方も今は多様ですから、自民党がいやだと言っても必ずしもそれが思想信条的にリベラルとは限らない。だから幅広い幅でしっかりと受け止められるような野党側のある種の大きさとおおらかさが、野党側にも求められています。





(立憲には)こっちに来いって言われるが、こっちにきてほしいなと思う。中道の方が幅広く取れますから。





安倍: 長期政権のおごりで、不祥事が相次いだ。国民もそこはシビアにみていると思う。





玉木氏: 権力は長期化すると腐敗するというのは古今東西、ある種の理だ。だから時々替えなくてはいけない。自民党・公明党の長期政権の膿みたいなものが溜まっている以上、表層は代わっても本質は変わっていないので、やっぱり根本的に替えなきゃいけない。





安倍: それをどう国民にわかってもらうか。





玉木氏: 自民党もガチンコで党内権力闘争をやっているのだから、野党もある種のガチンコの勝負を準決勝でする。真剣に争って、勝者が堂々と決勝で挑んでいくというところを、野党も国民に見せないといけない。アメリカは民主党と共和党がそれぞれ予備選挙をやって、スキャンダルあったら落ちたり喧嘩したりして一人選んで、最後それが大統領選でガッと激突するじゃないですか。あれが政治参加の意識を高めていると思います。





(インタビューは2021年10月9日に実施)




この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください