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総裁選「最大のテーマは社会保障改革」河野太郎行政改革担当大臣

Japan In-depth / 2021年9月16日 23時48分

経済対策の規模について問われると、「大事なのは中身ではないか」と述べて「数字ありき」の考え方を批判した。





「じゃあどこに焦点をあてるのか。『コロナ前に戻ります』ということではなくて、まず『前へ進めるために必要なものはこういうメニューだよね』というところを議論したうえで、『規模としてはこんな感じだ』というのを組み合わせていくのが良い」。





「これからの未来への投資というのを考えたときに、必要なものはこういうことだと、しっかり検討して出せれば規模はおのずと決まってくる」。





〇政治とカネ問題





「党員の皆様に党費の使い方がきちんとお伝えできるというのは大事なことだと思っています。党のガバナンスをしっかりと規定していく必要がある」。





〇会議体の整理





「決まっていることを承認するだけの会議はもうやめた方がいい」。





「各省庁から官邸だったり内閣官房だったり内閣府だったりに、けっこう人が寄せられている。会議体を減らすことで各省に戻してあげないと、働き方改革というときに人材・人数が足りないところもありますから。会議体のために寄せたものは権限と一緒に戻してあげる」。





〇党員票獲得の戦略





「党員と国会議員の合計票数が同じという総裁選挙なので、党員票は非常に大事。国民の一員である党員の絶大なる支援を得て総裁選に勝つというのは非常に重要なこと。国民の皆様の絶大なる支援を頂いて国のリーダーとして日本を引っ張っていくというのが大事。『政治は広く国民のもの』という立党宣言を考えれば、党員であれなかれ国民の皆様にきちんとメッセージをお出して国民の皆様の支援を頂くことが大事だと思います」。





〇核燃料サイクル





原発設置区域の住民に対しては、「まずきちんとご説明をして、将来展望が描けるというのが何よりも大事なこと」と述べた。





「地域の社会経済、将来的にどう発展させていくのか、使用済み核燃料をどういうふうに処理していくのか、様々解決しなければいけない問題があります。それを一つ一つご納得いただくプロセスが大事だと思います。もちろん電力会社の財務上の問題などもありますから、そういう問題をクリアしていくというのは、容易なことではない」。





「本来核燃料サイクルが描いていた高速増殖炉が結局開発できなくなってしまったということで、プルトニウムの処理をしていく。また、再処理を進めればプルトニウムの量が増えていく。その一方、使用済み核燃料プール、再稼働するとかなり速いペースでいっぱいになってしまう。そういう喫緊の課題もある中で、やはり核燃料サイクルが成り立たなくなった原子力発電を、どういうふうに今後やっていくのかということを、きちんと議論する必要があるんだろうと思っています。使用済み核燃料の処分地をどうするかということにもかかわってくる話ですから、広く国民の皆様にこの問題を理解をしていただいて、まず青森県六ケ所村の皆様が、将来展望をなるほどと思って頂けるような状況にしていかなければならないと思います」。





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