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総裁選「最大のテーマは社会保障改革」河野太郎行政改革担当大臣

Japan In-depth / 2021年9月16日 23時48分

直接処分について問われると、





「直接処分についても以前から、そういう選択肢もあるということを経産省、エネ庁、滲み出させています。核ごみをどう処分するのかというのは、日本全体で既に原子力発電をやっていますから、出てきている核のごみもある。あるいは今後ウラン燃料を燃やせば出てくる使用済み核燃料というのは当然出てきます。あるいは再処理工場、いつか廃炉になった時にこれを解体した時にどう処分するのか。もうすでに解決しなければいけない問題があるわけですから、それをどうやって行くのかというところはしっかり考える必要があると思います。





「今いずれにしろ十万年果たして人類が責任をもって処分できるのかという議論があると思います。これを科学技術の力で少なくとも数百年単位まで短くすることができれば、もう少し現実的な処理期間にできるのではないか(という見解がある)。これはこれで、しっかりチャレンジすれば良いだろうと思います」。





「プルトニウムをどう処分するのかというのは、核兵器の材料にもなりますし、テロリストの狙っているものの一つでもあると思いますから、かなり厳重に考えていかなければいけない。日本単独でできないのであるならば、各国にも相談をしなければならないのだろうと思います」。





「やらなければならないことはかなりたくさんあります。ですから原子力について今抱えている問題を世の中にきちんとお示ししてきちんと議論をしていく、正しい理解をしていただいたうえで議論をしながら、一つずつ問題を解決していくことが大事だと思います。これまで国策に協力を頂いたみなさんにご迷惑を改めてかけるようなことはしたくないと思っておりますので、地域の皆さんとは真摯にいろんなことをご相談申し上げていきたい」。





トップ写真:ⒸJapan In-depth編集部




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