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衆院選「公明党だからできること・できたことの発信に努める」公明党選挙対策委員長西田実仁参議院議員

Japan In-depth / 2021年9月18日 21時28分

加えて(接種を)加速化するために、1日100万回という(目標を設定した)。当時はこれも相当批判されたり、できないなどといわれたりしたが、それを具体的な数字を目標に出して、それを今やり続けている。もちろんそれに協力してくださっている医療従事者の方々、また自治体、国民の皆様のおかげだが、1つの目標をきちんとリーダーが示して、それに向かって皆が結束し、引っ張っていくチーム力の強さは大きかったのではないか。





この3つがリーダーとしてこの画期を作り上げた。当初はどうしても日本での承認が急いでできないこともあり、3ヶ月4ヶ月半ぐらいアメリカなどから遅れていたワクチン接種も、どうやら今週ぐらいには逆転するぐらい加速している。遅れた、遅れたと言われていたことを取り戻した。そういう意味で総理のリーダーシップは大変大きかったと思う。





にもかかわらず、なぜ支持率は上がらないのかということが問いだと思うが、そこは冷静に受け止めなければならない。(結果を出している)ことが伝わらなかったことが、参議院補選や再選挙、さらには首長選挙に、実際に投票行動として表れた。そこは冷静かつ謙虚に受け止めて、そういうことをどう伝えていくか、政府はもちろん、我々与党としても考えねばならない。





安倍: 地方選の結果に対してどう考えているか?





西田氏: 我々も色々と分析している。我々が推薦した候補が残念ながら勝てなかったこともあるので、選挙結果を冷静に分析をしている。選挙区ごとに色々と背景が違うわけだが、共通して言えることは、一つは保守層の人たちが自民党・公明党が推薦している候補に対して投票していないと。普段は支持しているけれども、実際に投票行動に移してないというのは大きい。





もう一つやはり無党派層が最終盤で、(国政における)野党系の候補に大きく流れているいうこと。特に横浜市長選挙はそうだった。ここは、やはりしっかり見なければならないと思っている。





安倍: 年内には衆議院選が必ずあるわけだが、戦略は?





西田氏: 我々は9つの小選挙区に候補を抱え、比例区での勝利も目指している。具体的には小選挙区9人の全員当選、比例区では800万票を既に目標に掲げている。小選挙区と比例区と分けて申し上げると、小選挙区については保守層の自民党支持層からしっかり支持を取り付け、後は無党派層と言われる支持政党のない人達の支持を取って勝つことが必要だ。





我々の調査で、無党派層の中で「今のままの自公政権でいい」という人と「いや変えたほうがいい」人を比べると、「変えたほうがいい」という人の方が多い。大変厳しい選挙情勢が小選挙区にある。





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