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仙谷由人・元官房長官の命日に寄せて

Japan In-depth / 2022年10月12日 23時0分

そして、2011年3月の東日本大震災以降、我々のグループは福島での医療支援活動を続けているが、そのきっかけを与えてくれたのも仙谷氏だった。


震災数日後に「相馬市の立谷さんって知っている?凄いのがいるけど、苦労しているので、応援してやってくれないかな」と電話がかかってきた。


立谷さんとは、立谷秀清・相馬市長のことだ。現在、全国市長会会長も務める。相馬市の人口は約3万5000人、史上、もっとも小さい都市からの選出だ。私は、仙谷氏に言われた番号に電話して、少し話すだけで、彼が仙谷氏と同じタイプの人間であることがわかった。相馬市の震災後の復興は速かった。


立谷氏は「仙谷さんは別格の政治家だった。被災地を本当に助けてくれた」と言う。彼は、余程感謝していたのだろう。2012年、仙谷氏が落選した衆議院選挙では、徳島まで応援演説に駆けつけた。立谷氏は自民党系の政治家だ。事前の予想では仙谷氏は敗色濃厚で、官房長官時代にすり寄っていた人たちは既に去っていた。筆者は一流の政治家の行動を垣間見た。私は、仙谷氏から多くを学んだ。ご冥福を祈りたい。


11月26〜27日、東京都港区三田の建築会館で、仙谷氏とともに立ち上げた「現場からの医療改革推進協議会」の第17回シンポジウムを開催する。最近、プログラムを公開した。現在、参加者を募集中だ。オンライン、現場の何れでも参加可能である。ご興味のあるかたは、是非、お申し込みいただきたい。


トップ写真:記者会見に臨む仙谷由人官房長官(2010年6月8日 首相官邸) 出典:Photo by Koichi Kamoshida/Getty Images


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