1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

「政権獲得、衆院選3回の内に」日本維新の会幹事長 藤田文武衆議院議員

Japan In-depth / 2023年9月2日 22時4分

前回の参議院選挙では立憲民主党さんよりも100万票くらいうちの方が比例票が多かったので、おそらく衆議院選挙もそれをさらに大幅に上回るのはある程度見えてきていると思うが、小選挙区でどれくらいいい勝負できるかはちょっと別の要素もある。我々よりも小選挙区に強い候補者が多い立憲民主党は我々にとっては高いハードルだ。





安倍: 解散総選挙の時期はどう見ているか?





藤田: 選対本部長としての公式コメントとしては、最短のスケジュールで準備をするのが鉄則だから、この10月にあってももう準備はできている状態にはなっている。





ただ政治状況を見ると、ここから岸田政権も不安定な形で、良い情報がない。今から(国民に)負担増の話もしないといけないし、インボイス制度も批判を受けるし、スキャンダルも結構出てきている。そういう中で政権運営をどうしていくのか不安が結構あると思う。来年の総裁選と絡んでどのタイミングで(解散を)やるのかは、僕らには分からないが、私は来年の会期末じゃないか、と勝手に思っている。





総裁選が意外に無風でそのままいけるというなら解散せずに長期政権になる。ただ総裁の任期が終わった時に、憲法改正というビッグアジェンダに取り組んでいく力はないと思う。総理は自分の総裁任期中にやると言ったんだから、結局やろうとしてやれなかった、やろうともしなかった、ということになる。スケジュールも決めないわけだから。それは徹底的に批判しようと思う。やると言ったんだからやってください、と。我々は賛同している立場ですから。





安倍: 維新が野党第一党になり、自公が過半数取れなかったとき、連立を組もうといってきたらどうする?





藤田: それは可能性としてはあると思いますし、最近よくそういうお話を聞かれるんで、政権連立の可能性があるように聞こえてしまっているが(笑)、でも僕はいつも話しているのは、自公の過半数割れが次回はあったとしたら、相当議席数を減らすことになるんで、それをもちろん目指して頑張りますが、議席によって我々の実現したい政策っていうものを交渉できる材料になる。政策ベースで我々の主張を通すための様々な取引について、政治的にオプションを狭める必要はない、というのが私たちの今の戦略。





連立に入るということは大政党に飲み込まれるということなので、連立を組むのは良くないと思う。





安倍: 閣外協力っていう形ならどうか?





藤田: それはあり得ない話じゃない。我々は元々是々非々なので分かりやすいというか、いやらしい攻め方をせずに、本当に必要だろうということを一つ一つ、法案ベースで握り合っていくことはあり得ると思う。





この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください