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「政権獲得、衆院選3回の内に」日本維新の会幹事長 藤田文武衆議院議員

Japan In-depth / 2023年9月2日 22時4分

安倍: 東大阪市長が維新の会公認で次の市長選に出る問題については?(編集部注:9月17日告示、24日投開票の大阪府東大阪市長選で、現職の野田義和氏は大阪維新の会の公認候補として5選を目指して立候補することを明らかにしている。野田氏は、自民の東大阪市議を5期務め、2007年の市長選で無所属候補として初当選。前回を除く過去3回の市長選で自民、公明の推薦を受けてきた)。





藤田: 私はそれも政治で、次、(野田氏は)5期目で最後ぐらいになると思うので、その集大成を我々の政策を丸呑みしてやる、というのなら、それは受けるといいんじゃないかなと。本当は生え抜きとか出した方が市民の皆さんには分かりやすいかもしれないが、我々が一番大事にしているのは、政策実現とか改革の事例を一つでも積み上げていくことで、(それが)各市町村の至上命題でもある。公認で出ますから政策を丸呑みするわけで、推薦だったら政策協定で言い訳できるが、公認だったらそれは許されないから、そこまで腹をくくってもらえるのだったらいいと思う。









▲写真 藤田文武衆議院議員 ⒸJapan In-depth編集部





■ 次期衆院選





安倍: 関西では公明党とガチンコになる。





藤田: どれだけ底力を出してくるかだが、我々は王道で正面から行くしかない。大阪の4つの選挙区(3区、5区、6区、16区)と、兵庫の2つ(2区と8区)と合わせて6選挙区を揃って取れるように全勢力をかけてやるしかないと思っている。この6選挙区は注目選挙区になる。プラス東京、埼玉もいい勝負になると思う。





安倍: 衆院選挙目標獲得議席数は?





藤田: 戦略的に意図的に数を明示していない。野党第1党になると、つまり1議席でも立憲民主党さんを超えることだけを明示している。





安倍: 連合の集票力も落ちている。





藤田: 私も選挙一番最初に出てから5年くらいだが、この5年間くらいの動静を見てても、大阪の組合さんにいわゆる集票力がないというか、多分モチベーションもないと思う。立憲民主党さん、国民民主党さんに集票力はほとんどない。





ただ、全国的に見てなんで我々が(立憲民主党と)五分五分の戦いになるんじゃないかと言っているかというと、我々が小選挙区で勝つ可能性が十分ある選挙区はかなり少ないからだ。どの選挙区も非常に厳しい。現職の方を含めて立憲民主党さんには個人として相当選挙区で強い人がいるのでかなり難しい戦いになるという覚悟だ。





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