他国の10倍の価格の防弾板で調達が進まぬ陸自最新型防弾ベスト
Japan In-depth / 2023年12月22日 23時0分
18式のマガジンポーチは、筆者はその後の取材で見分したが弾倉を取り出し易い独自の工夫もされており、このようなものこそ公開すべきだった。
写真)新型のマガジンポーチ 筆者提供)
防衛省が陸自の最新個人装備でございと、展示しているのにセットのコンポーネントが欠品だらけで、戦争ゴッコで使う中国製装備を展示に使用していたのだ。広報という面でも大変問題だ。対して英国防省と陸軍は9月に行われた見本市、DSEIにおいて2025年から採用される新型歩兵装備と比較のための現用装備をフルセットで展示していた。
装備庁や陸幕の開発指導能力、調達能力は失格レベルと言わざるを得ない。より高度で複雑な装甲車両や航空機の開発、調達能力がどのレベルか察しがつくだろう。このような当事者意識のない組織に何倍もの予算を与えれば、無駄遣いがより激しくなるだろう。優先するべきは防衛費の増大よりも防衛費の使い方、効率化の改革だ。開発、調達能力を抜本的に改善する必要がある。
トップ写真:18式個人装備 筆者提供)
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