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メディアが報じない政策を語る!Part2「ライドシェア」Japan In-depth創刊10周年記念対談 元環境大臣小泉進次郎衆議院議員

Japan In-depth / 2024年1月22日 14時30分

小泉: 間違いないです。





安倍: それはライドシェアが業務委託になった場合も変わらない。何らかは教育されなくてはならない、という事ですね。





小泉: そうです。世界のライドシェアもそういったことなく走っている所ってないのです。よくある誤解で、ライドシェアは保険にも入ってない、そして車検もやってない、それとまさに講習もしない、というものがありますが全部嘘です。やっています。





さらに、「副業で稼げるからといって、24時間ずっと走っている運転手がいたら危ないじゃないか?」という声もあります。私が今年(2023年)8月にオーストラリアに行ってライドシェアを利用して、聞いて、ルールもどうなっているのかを改めて調べてみたところ、12時間以上ライドシェアのドライバーとして働いていたら、それ以降はアプリが利用できなくなることが分かりました。そうすることで、運転手さんの健康管理をし、ユーザーのリスクが高まることを排除している。こういう運用のあり方を各国が今決めているのです。





安倍: テクノロジーでいくらでもできるわけですね。





小泉: おっしゃる通りなんです。今まではテクノロジーが追いつかなかった所は行政が規制をかけてきましたが、行政が規制をかけるのは、手続きのコストも時間もかかるし、柔軟性もないのです。それが、テクノロジーが出てきたことによって、例えばアルコールのチェックだって営業所でリアルでやらなくてもできるのです。





さらにですね、最近Uberでは女性が一人だと危ない、という声が出ているのですが、そんな中、今サービスとして使われて比較的好評なのは、一人で乗ったお客さんが、提携している警備会社と、乗っている間ずっと電話で話せる、というものです。アプリの中での通報ボタンはもう当たり前、そこから先に行っているのです。





安倍: 常時監視ですね。





小泉: 常時監視。こういったこともやってるんです。ライドシェアの反対をしている議員の先輩たちと話をしていると、そもそもそういったことが情報として入ってない中で、漠然と、ライドシェアは訳がわからない、というところで反対されている方が結構多いように思います。





安倍: それは困っちゃいますね。





小泉: 一番最初に、あるベテランの方から、「誰が運転しているかわからないからダメだよ」と言われたんです。これもライドシェアを利用したことある方からすれば完全なる事実誤認じゃないですか。タクシーのドライバーさん以上にドライバーさんの情報がわかるのがライドシェアです。名前、顔、レーティング、評価。さらにその運転手さんは今まで何回運行したことがあるか?トリップ数、どれくらいの期間やってるか?





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