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「103万円の壁」撤廃は実現可能か? 国民民主党玉木雄一郎代表が疑問に答える

Japan In-depth / 2024年11月13日 0時32分

「103万円の壁」撤廃は実現可能か? 国民民主党玉木雄一郎代表が疑問に答える




安倍宏行(Japan In-depth編集長・ジャーナリスト)





「編集長が聞く!」





【まとめ】
・103万円の壁問題について、玉木代表は年末の税制改正に向け、実現に全力を尽くす意向を示した。





・ 大規模減税による財政への影響については、国民の生活を優先し、財政再建は後回しにするべきとの考えを示した。





・103万円の壁問題に加え、特定扶養控除の拡充も提案、若者の就労を促進し、世帯全体の負担軽減につなげたいとした。





 





先の衆議院選挙で躍進し、キャスティングボートを握った国民民主党。「手取りを増やす!」をキャッチフレーズに若者を中心に幅広く支持を広げた。その勢いは野党第一党の立憲民主党がかすむほどだ。





その立役者、表看板の玉木雄一郎代表。SNS戦略を駆使し、一躍人気者に躍り出た。





その玉木代表の降って湧いたスキャンダルにメディアは大はしゃぎだが、肝心の「103万円の壁」問題はどうなるのか。正直、懐具合が気になる諸氏も多かろう。本人に直接聞いた。





安倍: まず、今回の問題。党の結束に対する影響はどうか?





玉木: 大変、党所属議員にも迷惑をかけました。昨日、首相指名選挙があった時に、果たして玉木雄一郎と書いてもらっていいのかどうか、改めて両院総会にかけました。衆議院、参議院の仲間、特に新しく当選してきた新人議員の意見も踏まえた上で、最終的には全会一致で玉木雄一郎に入れようと決めていただいて、そして28票。衆議院では全員、参議院でも全員入れてくれたということですので、ありがたいという気持ちと、やはり自分がこうして問題を起こしてしまったことで党への信頼ということを傷つけたことは事実ですから。





国民民主党の政策に期待してくれた人もいると思いますので、今ちょうど政府与党とも協議交渉している、いわゆる「103万円の壁」の引き上げ、税負担の軽減、これをぜひこの優秀な仲間と一緒に勝ち取りたい、全力を傾けていきたいと思っています。





安倍: 今、協議のまさしく真っ最中だと思うんですが、影響はあると考えますか?





玉木: 今協議をしているのは浜口誠政調会長と古川元久政税調会長ですので、二人とも非常に優秀で、最前線でやってますから、彼らがしっかりと交渉してくれるので、それをバックアップしていきたいなと思っています。





安倍: 「103万円の壁」ですが、Xの投稿をみても、とにかく圧倒的にこれを実現してくれ、という声がずらーっと並んでますよね。これを信じて応援したんだ、という声が。





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