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「103万円の壁」財源論より生存権だ!国民民主党榛葉賀津也幹事長会見

Japan In-depth / 2024年11月16日 1時29分

 


記者:税制の協議について伺います。


今日自民党の宮沢税調会長が元の会合の後、記者団に防衛増税についても国民民主党と話し合いたいということを発言されました。


国民民主党は増税ありきという形ではなかったと思うんですけど、改めて国民民主党の考え方とこの項目についても与党と協議対象になるかどうかお考えをお聞かせください。



写真)榛葉賀津也国民民主党幹事長


ⒸJapan In-depth編集部


 


榛葉:防衛増税全体でどうか、ではなくて税全体で見るべきですね。税収が2兆数千億上振れしていますし、使い切れなかった税金が昨年は7兆円、その前は11兆円ですね。様々な駆け引きで防衛、増税等々を口にされるのは自由でございますが、取り過ぎている税金を国民に返すと。8月の前年同月期で25.8%も税金を取り過ぎているんですから。全体を見ながらそれぞれの増税、どうなんだと103万円の壁をどう打ち破るのだと、いま国だけが勝ち組になってますからね。そういう全体の話で防衛増税等々についても与野党が協議すればいいことであって、今我々はこの130万円とガソリン税等々を議論しているわけであって、あまりいろんな税金を絡めてリンクして、そういう駆け引きみたいなことをやらない方がいいと思います。


今は、それぞれの税庁政庁で議論している能登半島復興、そして経済対策、そして103万円の壁撤廃とガソリン税減税、こういったものをしっかりと具体的項目に沿って議論すればいいんだろうと思います。論点をずらさないほうがいいですね。


 


記者:もう1点。自民党が党の部会長などの人事を発表しまして、その中に裏金問題で不記載とされる議員が12人入っていますが、それについてどう受け止められているでしょうか。


 


榛葉:国会の役職でなく党内の役職ですから。これは裏金が疑われた議員は仕事するなってなっちゃうね。それは自民党の判断なので、自民党に任せたいと思います。


ただ、政務三役とか委員長とか、これなかなか置きづらいんじゃないの、厳しい野党は追及するだろうね。早く政倫審開いて弁明したくても弁明できなかったわけでしょ。弁明してないから公認しないって、これはある意味かわいそうだね。早く弁明する機会を作ってしっかりと説明する場を、私は設けるべきだと思います。我々はそれをずっと要求してますから。それは閉会中でもできますね。


ぜひお願いしたいと思います。


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