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「103万円の壁」財源論より生存権だ!国民民主党榛葉賀津也幹事長会見

Japan In-depth / 2024年11月16日 1時29分

 


榛葉:立憲さんは政策をさまざまに、うちに近いところもありますが、問題は党内で意見の違う方が非常に多いということですね。我々の基本理念政策、つまり、エネルギー・安全保障・憲法、こういった問題に極めて近い議員も少なからずいらっしゃいますが、全く相容れない方々も実は多くいて、中には連合推薦なんていらないよ、という議員も最近増えましたね。そういった意味で民主党が瓦解した一番の理由が沖縄辺野古の安全保障政策で相入れないと言って離党していった方から、民主党政権が崩れたんですよ。同じ轍を踏まないためには、政党というのは基本理念を共有しなければダメです。


したがって、仮に選挙等々で連携する場合は基本政策をしっかり擦り合わせる、それは当然ですね。ですから今、政調会議を中心に連合さんも入れて、基本政策についての議論が始まるようですが、その定まった基本政策を全ての皆さんに共有してもらわないと、これは交渉にならないね。話し合いにならないので、そこを見守っていきたいというふうに思います。


 


記者:臨時国会は、11月28日招集で12月21日まで24日間と公表されました。いろいろな論戦を期待したいと思いますが。


榛葉:まさに石破内閣始まって最初の論戦ですね。石破内閣で解散して衆議院総選挙をやりましたが、石破さんは所信表明で衆議院、参議院それぞれ20分程度意見陳述をして玉木は10分、私は10分片道方向に聞いただけですから。予算委員会もやったら先ほどAPECの大事な会議がありましたが、外務大臣が何を考えて経済産業大臣が何をやりたいのか全くわからないまま大臣が外交交渉をやっているわけですよね。


そして選挙もありましたけど、新しい大臣も副大臣・大臣政務官も昨日今日決まったわけでしょ。これはしっかり議論しないとダメですね。


加えて先ほど言った政倫審。これも開かなければならないし、大臣所信もやらなければならないし、両者そして並行してこの経済政策や経済対策や税制改正、補正予算、そして来年の本予算の編成、忙しい国会になるね。充実した議論をしっかりやって税金を国民の手に戻していく。


そして手取りが増えて経済が好循環に転じていくその実感を国民の皆さんに感じていただけるような国会に、与野党が協力してしなければならないと思います。


 


安倍:Japan In-depthの編集長の安倍です。178万円は、財政に負担を来すからもっと低くできないかというような議論があらゆるマスコミ、エコノミスト、アナリストとかから出ていて、なんとなく外堀を埋められ始めています。国民民主党としては一層プロパガンダを進めていかなければいけないんじゃないかと感じていますが、幹事長はどう思っていますか?


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