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「103万円の壁」財源論より生存権だ!国民民主党榛葉賀津也幹事長会見

Japan In-depth / 2024年11月16日 1時29分

 


榛葉:何度も言いますけれども財源論の前に、国民の生存権です。これ、絶対重視しなきゃいけないんですよ。財源があるからやる、ないからやらないというわけではなくてですね。財源がないからやっぱりやめろという論調ですけども、税収は上振れてますよ。


そして使い切れない税金が一昨年は11兆円、今年は7兆円ですよ。


他にも、特会のお金もありますね。それは継続的じゃないんじゃないかというかもしれないけども先ほど言ったように、ここ数年が大事なんですよ。また、デフレに戻っちゃいますよ。


ここでですね。やはり、エンジン吹かせて高循環のまずアクセルを回していくと、景気良くなれば消費税も伸び、事業税も伸び、税収は増えるわけですから、その具体的な計算をつめて野党にやれというのか。


やはり与野党共にですね。どういうところで落とせるのか、だから今、政府与党と交渉をやってるわけで、最初からですね。これだけ減税になるからもうやらないとなると。


国民からは選挙で結果が出てるわけだから。これ(103万円の壁の撤廃)やってくれという声が挙がっている。これはしっかりとやっていきたいし、まずはそういう姿勢で臨んでいくべきだと思いますし、ぜひ前向きに、無利益を買う交渉ではなくて共に着地点を見出す交渉をしていただきたいと思います。


 


記者:以前は我々は野党であって財源全体について把握できる立場ではないから、財源については政府与党がまず考えてくれというお立場だったように思うのですが。


 


記者:それはね。与党には数万人、いや、10万人単位のキャリアがいてですね。我々は40人足らずの議員と政庁の職員1名ですよ。それで財務省や総務省と同じ計算しろ、と、それはなかなか無理だ。


正直言って我々は敵対してるわけじゃないから、何度でも言うけど。国民が今苦しんでるわけでしょ?手取りが少なくて。給料は30年ぶりにちょっと上がったけど、ガソリン税が増える。電気代も上がる。物価が上がる。


これは国民の悲鳴ですよ。しかも、今回は今まで選挙に行っていなかった、10代20代の学生や中小企業の経営者や店長さん。そういった方々が何とかこの103万の壁を撤廃してくれ、よく政治がこんな問題に気がついてよくやってくれたと。私が今回の選挙で画期的だと思うのは相手を非難せずに地味かもしれないけど、103万円の壁撤廃・ガソリン税減税を愚直に訴えて政策で選挙行動が変わったんです。投票行動が、久しぶりじゃないですか。


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