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【海外発!Breaking News】クリスマスイヴの悲劇 生後7か月の男児と妊婦、飲酒運転の巻き添えで死亡(米)

TechinsightJapan / 2017年12月30日 21時54分

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他人を巻き込み取り返しのつかない事故を引き起こす飲酒運転。このほど米ルイジアナ州で、尊い命が奪われた。運転していた女は逮捕され、現在は拘留中だという。米メディア『Inside Edition』『The Advocate』などが伝えた。

12月24日のクリスマスイヴは、シェリー・マルキーさん(19歳)にとって特別な日となった。4年間交際し、生後7か月の息子ライアンJr君の父でもあるライアン・マッコラムSr.さん(24歳)からプロポーズされたのだ。

シェリーさんとライアンさん、ライアンJr君はこの日、ルイジアナ州ロレンジャーにある親族の家で行われたクリスマスパーティーに参加し、家路に着く途中だった。その週末に第2子を妊娠していることを知ったカップルにとって、クリスマスを前日に控えた24日は幸せの絶頂だったに違いない。ところがそんな一家の幸せが、1人の飲酒運転者により粉々に砕かれた。

午後8時44分、ジリアン=パメラ・ラムゼイ(36歳)は飲酒運転をし衝突事故を起こしたが現場から逃走。その途中でライアンさんの車に衝突した。両車の炎上を目撃した人らは、ライアンさんとシェリーさんを車から引っ張り出し、シェリーさんにはCPR(心肺蘇生法)を試みた。しかしシェリーさんは助からず、車の中に残されたままとなったライアンJr君もその場で死亡した。ライアンさんは、顔や耳、脚に火傷を負っており治療のために病院へ搬送された。軽傷を負っただけのジリアンは、ルイジアナ州警察に不注意運転、ひき逃げ及び2件の危険運転致死傷罪で逮捕され、現在は拘留されているという。

シェリーさんは高校卒業後、トラベルセンターで勤務していたが、ライアンJr君が生まれてからは子育てに専念していた。24日、ライアンさんに跪いて指輪を渡されプロポーズを受けた時には喜んで「イエス」と答えていた。そのわずか数時間後に命が奪われることになろうとは誰が予想したであろうか。

シェリーさんの父ビリーさんは、「最高の娘と孫だった。つい1週間前、ライアンが娘との結婚の承諾を得に私のところに来たばかりだった。私は娘と孫が幸せになるのならという気持ちしかなかった。ジリアンは、私からかけがえのない3人の命を奪ったんだ。これから一生、十字架を背負って生きていくことになるだろう」と悲しみを堪えながら語った。

このニュースを知った人からは「飲酒運転の挙句、人を殺した奴には殺人罪を適用すべき」「お腹の赤ちゃんや罪のない子供の命まで奪う奴は最低よ。こんな女は死刑でいい」「飲酒運転の罪をもっと重くすべきだと思う」「あまりにも悲し過ぎる」「飲酒運転だけは絶対に許せない」といった声があがっている。

画像は『The Advocate 2017年12月25日付「Family, fiance mourn pregnant woman, baby killed by alleged drunk driver: ‘That’s three lives she took from me’」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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