【海外発!Breaking News】フラれた腹いせに16歳少女、17歳少年に酸攻撃(バングラデシュ)
TechinsightJapan / 2018年3月23日 4時0分

身体だけでなく精神にも相当な傷を与え、被害者を苦しめる酸攻撃。このほど、バングラデシュで16歳少女が17歳少年に酸を浴びせるという事件が起こった。『Metro』『Mail Online』などが伝えている。
バングラデシュの首都ダッカに住むマームデュル・ハサン=マラフさん(17歳)は、交際を拒否した16歳少女から腐食性の液体を顔に浴びせかけられ、一生消えることのない傷を負った。
マームデュルさんはこの少女から数か月にわたり執拗に交際を求められていたが、拒否し続けていた。ところが友人らと出かけた夜、帰宅しようとしていたマームデュルさんを待ち伏せていたのか、少女は彼の顔めがけて酸を浴びせた。これによりマームデュルさんは、顔全体の皮膚が剥がれ落ち、右肩にも火傷を負った。病院で治療を受けたものの、マームデュルさんと付き添った母親は「傷は一生残る」と医師から告知された。少女と少女の母親は、翌日に逮捕されたそうだ。
英メディア『Metro』によると、バングラデシュでは1990年代以降、酸攻撃の事件が増加し2000年初めには、1年間で500件以上もの酸攻撃による事件が登録されているという。1999年には、酸攻撃に遭った被害者をサポートするために慈善団体『Acid Survivors Foundation』が設立され、酸攻撃の件数がわずかながら減少したとされているが、今回のように全く持って理不尽な理由により酸攻撃の犠牲になる被害者は少なくない。
被害者は一生消えない傷を負わされるだけでなく、火傷により失明することも頻繁にある。このニュースを知った人からは、「酸攻撃をする奴は死刑に値する」「野蛮で残酷な行為には加害者の性別なんか関係ない。少年が気の毒だ」「この少女にも同じ罰を与えてやればいい」「消えない傷を負わされたら人生が変わってしまう。加害者には終身刑を」といった怒りの声が相次いでいる。
なおイギリスでも、2016年の7月に嫉妬に狂った恋人から酸を浴びせかけられた男性が全身火傷と失明という瀕死の重傷を負い、加害者の女には17年の懲役刑が言い渡されている。
画像は『Metro 2018年3月20日付「Girl threw acid at boy’s face because he turned her down」(Picture: Barcroft)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
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