【海外発!Breaking News】母の留守中に3歳の兄が生後間もない弟に“ねじ”3本を食べさせる(中国)
TechinsightJapan / 2018年6月10日 21時0分
まだ3歳の幼児に生後1か月あまりの新生児の面倒を任せ、家を空けた母親。しかし兄が弟に“ねじ”を食べさせるというとんでもない事故が起こってしまった。中国からのニュースを『微博(weibo)』『Metro』などが伝えている。
中国で、ある母親(名は明かされず)が2人の幼い兄弟を置いて家を空け、帰宅すると生後37日になる男児が口から泡を噴いていたため、すぐさま地元の病院へと連れて行った。原因は3歳になる兄が新生児の弟にねじを食べさせたことによるものだった。連れて行った病院ではねじを除去する治療はリスクが高すぎるとして、男児は専門医のいる河南省の鄭州市小児病院へと急きょ搬送された。
レントゲン検査の結果、男児の胃の中には長さ約3cmほどの金属製のねじが3本くっきりと写っていた。消化器病専門医のリ・シャオチン医師は、胃カメラと磁石を使いねじを摘出する手術を行った。
「新生児でも内視鏡検査はできますが、非常に小さな器具を使わなければねじを摘出することは不可能です。今回、我々は先端部外径が7.5ミリの内視鏡を使用しましたが、新生児には大きすぎるのではないかという不安があり、リスクが高かったのですが切開手術よりもいいと判断しました。」
幸運にもねじは男児の消化管に傷をつけておらず、無事に摘出されたという。「3歳の兄が弟の面倒を見てくれるだろうと思った」という母親に、医師は幼い子供に新生児を任せて家を空けないようにと注意を促した。危機一髪のところで生まれて間もない男児の命を救った医師は、「小さな子供はリスクを知らず、間違ったことをしがちです」と話している。
画像は『Metro 2018年6月7日付「Baby almost dies after brother, 3, fed him three screws while mum was out」(Picture: AsiaWire)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
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