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【海外発!Breaking News】呼吸困難に陥った搭乗客の飼い犬 CAが酸素マスクで迅速に救助(米)

TechinsightJapan / 2018年7月11日 21時47分

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近年は複数の航空会社で犬が別の都市に運ばれたり、機内で死亡したりとペットに関する不祥事が絶えず、搭乗客らが不信感を抱いてしまう事態が相次いでいる。しかし米格安航空会社「ジェットブルー(JetBlue)」では、このほど客室乗務員が機内にいた犬の命を救ったという。『ABC News』『Metro』などが伝えている。

7月5日、ミッシェル・バートさんはフロリダ州からマサチューセッツ州へ向かうジェットブルーの機内にペットのフレンチ・ブルドッグ“ダーシー”(3歳)をクレート(プラスチック製のキャリーケース)に入れて搭乗した。

しかし離陸後、しばらくしてダーシーが苦しそうにし始めた。ミッシェルさんはダーシーの舌が紫色に変わって呼吸困難に陥っていることに気付き、クレートから出した。その様子を偶然目にした客室乗務員(CA)のレナウド・フェンスターさんとダイアンさんは、すぐに対応しダーシーの救助に尽力した。後に投稿されたミッシェルさんのFacebookによると、CAは低酸素症になったダーシーのために、酸素マスクを使って救助を試みてくれたそうだ。ミッシェルさんがCAから手渡された酸素マスクをダーシーに装着すると、数分以内に回復の兆しを見せたという。ミッシェルさんはFacebookでCAの迅速な対応と気配りに感謝し、このように綴った。

「レナウドさんとダイアンさんは犬の命を救ってくれました。たかが犬だから―とその命を軽く見る人も中にはいますが、私はそうは思いません。彼らのように素晴らしい人たちは、こんなふうに日々些細なことから大きなことまで精いっぱい素晴らしい対応をしてくれているのです。」

7月9日、米テレビ番組『Good Morning America』のインタビューに応じたレナウドさんはこのように語っている。

「乗客の様子をチェックするために通路を歩いていたら、クレートから犬を出している乗客に気付いたんです。犬は具合が悪そうで気絶しているかのようにも思えました。その後、激しく喘ぎ出した犬を見て、私自身もフレンチ・ブルドッグを飼っていますからきっと暑さにやられたのだろうと思い、氷を与えました。ですが具合は良くならず、命を救うために酸素マスクを使うことを考えました。パイロットに連絡し事情を説明すると、許可が下りたのでマスクを使用したのです。そうしたら何事もなかったように回復しました。」

また、この件を知ったジェットブルー側は「我が社では、乗客全員に安全かつ快適なフライトをして頂けるよう心がけています。我々CAの迅速な対応に感謝したい」と述べた。機内の犬がCAに命を救われるという珍しくハッピーエンドの結末に、飼い主のミッシェルさんだけでなくジェットブルー側も胸を撫で下ろしたことだろう。

画像は『ABC News 2018年7月9日付「Plane crew comes to rescue of dog with oxygen mask for flight」(Michele and Steven Burt)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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