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【海外発!Breaking News】森で迷った8歳と5歳の姉妹、44時間後の救出までサバイバルスキルで凌ぐ(米)

TechinsightJapan / 2019年3月5日 21時8分

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うっそうとした森の中で迷うと、大人でも相当の恐怖を感じるに違いない。このほど米カリフォルニア州に住む8歳と5歳の姉妹が森の中に迷い込み、44時間後に救出された。少女2人には怪我もなく、救助隊らは「奇跡」と喜びを露わにしている。『Inside Edition』『AP News』『Mirror』などが伝えた。

カリフォルニア州サクラメントから北西に320kmほどの場所に位置するベンボウに住むレイア・カリーソちゃん(8歳)と妹のキャロラインちゃん(5歳)は3月1日の午後2時半頃、母親に散歩に行ってもいいかと尋ねた。しかし母親が許可しなかったため、2人は勝手に自宅を抜け出しその後行方がわからなくなってしまった。

午後6時頃に通報を受けた警察は、地元消防署員らとともに捜索を開始。翌2日には沿岸警備隊や陸軍州兵らに加えて、ヘリコプターや警察犬も導入し、大掛かりな捜索が行われた。そして行方不明となった44時間後の3日午前10時半頃、レイアちゃんとキャロラインちゃんは地元ボランティア消防署から救助に駆けつけた消防署長により、自宅から2.3kmほど離れた森の中で発見された。

2人は幼いながらも、地元ユースクラブで学んだサバイバルスキルを活かして森の中で耐え忍んでいたようだ。ハンボルト郡保安官事務所のウィリアム・ホンサル保安官は、「起伏の激しい、うっそうとした森の中で子供2人が44時間も生存できたことはまさに奇跡といえるでしょう」と2人の無事を喜んだ。

救出されたレイアちゃんとキャロラインちゃんは、着替えの服や水、食べ物を与えられ、身体検査を受けた。しかし軽い脱水症状と寒さ以外は無傷で、元気な様子だったという。発見の手掛かりとなったのは、子供たちが履いていた長靴の足跡とグラノーラ・バーの包み紙だった。自宅近くに落ちていたその包み紙に気付いた捜索隊が子供たちの母親に確認すると、数日前におやつとして買い与えたグラノーラ・バーであると認めた。その包み紙が小さな足跡とともに点々と森の中に落ちており、それが居場所を掴む決め手になったとのことだ。

このニュースを知った人からは、「リアル・ヘンゼルとグレーテルだな」「お菓子の包み紙を落としたままにするなんて普通なら行儀悪いけど、それがあったおかげで救出されたんだからよかったよね」「母親の心配が目に浮かぶわ。無事に発見されてよかった」「こういうハッピーエンドなニュースを見るとホッとする」といった声があがっている。

画像は『Inside Edition 2019年3月3日付「Sisters, 5 and 8, Found Alive in California Wilderness After 44 Hours」(Humboldt County Sheriff’s Office)』『Mirror 2019年3月4日付「Two sisters, 5 and 8, who vanished in woods found ALIVE thanks to survival skills」(Image: Humboldt County Sheriff)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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