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【海外発!Breaking News】ピットブルに襲われ4歳児が重傷も、飼い主「悪いのは子供」謝罪の言葉なく(英)

TechinsightJapan / 2019年3月26日 10時17分

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突発的な攻撃性を持つことで知られるピットブル。これまでにも人を襲う事件が報じられているが、このほどイギリスでピットブルが当時4歳の女児を襲った事件の裁判が行われ、飼い主には執行猶予付き判決と生涯にわたり犬の飼育を禁じる命令が下された。『Mirror』『Metro』などが伝えている。

2018年7月、ランカシャー州プレストンに住む当時4歳だったティリー・ヴェイジーちゃんは外で友達と遊んでいた時、近所に暮らすドーン・ホルト(41歳)の飼い犬であるピットブル“シーザー”(12歳)に突然襲われて重傷を負った。

ティリーちゃんは涙管が引き裂かれ、目の周りと頭上部に深刻な怪我をし、頭蓋骨を骨折した。ティリーちゃんの叫び声を聞き、犬に襲われている光景を目撃したウォーレン・ハドフィールドさん(31歳)は、当時の様子をこのように語る。

「犬は女児をまるで人形のように鷲掴みにして襲っていました。犬の攻撃はひどく、女児は血まみれになっていて顔が見えないほどでした。」

事態を知ったティリーちゃんの母親レアンさん(31歳)は血だらけの娘を見て「絵具でも被ったのかしら」と思ったものの、それが大量の血であることを悟ると恐怖で身動きができなくなってしまったという。その後、すぐに救急車を呼ぶも到着まで待っていられず、レアンさんは自分の車でティリーちゃんを病院へ運んだ。

深刻な怪我のため、ティリーちゃんには9時間にもおよぶ緊急手術が行われ、その後も2度の手術がなされた。今後も複数の手術を受けなければならないティリーちゃんには、傷以上に心にも大きなダメージが与えられてしまったようだ。しかし飼い主のドーンは、一度もティリーちゃんや家族に謝罪の言葉を口にすることはなかったとレアンさんは話す。

「娘はいつも朗らかな子でしたが、この事故以来、自分に自信を失くしてしまったようです。飼い主からは謝罪の言葉が全くありません。たとえ一言でも謝罪してもらえれば、こちらの気持ちもまた違ってくるというものです。ですが、あの飼い主は娘が悪いと言ったんです。」

ドーンは、事故後にFacebookで「うちの犬は子供を噛んではいない。子供が近付きすぎるから悪いのであって、犬は子供をどかせようとして爪で引っ掻いただけ。子供の頭蓋骨骨折は、子供が木の切り株に頭をぶつけて生じたもの。犬のせいではない。子供が悪い」と綴っていたようだ。しかしこの投稿を見た多くのユーザーから非難の声があがり、ドーンは脅迫メッセージを受け取るようになったという。

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