1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

【海外発!Breaking News】全身タトゥーの研修医「仕事ができれば見た目は関係ない」と語るも物議(豪)

TechinsightJapan / 2019年9月8日 21時30分

写真

南オーストラリア州で最大のロイヤル・アデレード病院で研修医として働くサラ・グレイさん(31)は、どこにいっても一際目立つ。自身を「世界で最もカラフルで最もタトゥーが彫られた医者」と呼ぶサラさんの髪の色は赤や緑と七変化、そして胸には鮮やかなクジャクが舞い、両腕、両脚にもタトゥーがびっしりと施されているのだ。そんなサラさんは『news.com.au』『Sunrise』に「タトゥーはアート。仕事で認められることで従来の医師のイメージを払拭したい」と語っている。

南オーストラリア州アデレード在住のサラ・グレイさんは整形外科医を目指し、ベッド数約800床のロイヤル・アデレード病院で研修医として働いている。‟ボディ・アート”と‟医学”をこよなく愛するサラさんは、首から下の身体全体にタトゥーを入れており、自身のタトゥーについては独特のこだわりを持っている。

「私のタトゥーは人を不快にさせるような質が悪いものではなく、‟アートコレクション”だと思っているの。ただ私のように足の先までタトゥーで覆われている医者はいないでしょうね。」

「やっていることに自信があって有能であれば、見かけがどうであろうと関係ないと思う。自分を表現し自分であり続けながら医者として働くことができれば、こんなに素晴らしいことはないでしょう。私は伝統的な医師の固定概念を壊すような存在になりたいと思っているわ。」

そう熱く語るサラさんが最初にタトゥーを入れたのは16歳で今から15年も前になるが、現在は夫のマットさんが経営するタトゥーパーラー「The Grim Raptor」のオーナーでもある。マットさんはボディアートの良き理解者でもあり、サラさんのタトゥーはアーティストであるマットさんの作品だ。サラさんはその鮮やかなタトゥーや夫と過ごす休日の様子などをInstagramに投稿しており、フォロワーが7万人を超えるほどの人気である。

「残念なことに、このタトゥーのせいでレストランや店への立ち入りを断られたこともあるわ。でも仕事の時にカラフルなタトゥーで差別されることはないの。ほとんどの場合、患者や先輩たちは私をフェアに扱ってくれる。だから私はタトゥーをする人々のロールモデルでありたいと思っているわ。」

「タトゥーは私にとってアートよ。タトゥーを入れている医者ってピンとこないでしょうけど、大切なことは仕事で認められるよう一生懸命働くことね。タトゥーで顔を覚えてもらうのではなく、仕事熱心であること、やる気があること、そしていつも前向きに頑張ることでアピールするようにしているの。」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください