【エンタがビタミン♪】京都市ステマ騒動で「ミキは何も悪くない」と擁護の加藤浩次に、ロバート・キャンベル氏が反論「プロである以上、責任がある」
TechinsightJapan / 2019年10月30日 9時32分
京都市が2018年度に『京都国際映画祭』のPR目的で吉本興業と結んだ業務委託契約で、地元出身のお笑いコンビ・ミキが映画祭関連のツイート2回に100万円を支払う契約をしていたことが明らかになった。ミキの「1回50万円ツイート」には“PR”の表記がなく、ステルスマーケティングの可能性が指摘されている。29日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)でもこのニュースを取り扱ったが、MCで彼らと同じ吉本興業所属の加藤浩次(極楽とんぼ)は「ミキは何も悪くない、可哀想すぎる」、近藤春菜(ハリセンボン)は「絶対、ミキは50万全部もらってないですから」と声を荒らげた。
広告だと気づかれないように宣伝を行う“ステルスマーケティング”は消費者を欺く行為とされ、アメリカやイギリスでは厳しく規制されている。日本は明確な基準が未だに定まっていないものの、専門機関や専門家の見解では概ね法律違反だという方向で一致しており、広告代理店も神経をとがらせているという。今回、京都市側は「京都市のPRというものを隠そうという意図はなかった」としており、『スッキリ』火曜コメンテーターの箕輪厚介氏も「(ミキのツイートに)“PR”の明記があれば問題にはならなかったはずだ」と話している。
すると加藤浩次は「仕事を出した吉本興業がミキに“#PRを付けてください”と指示し、確認するべきだった」と、落ち度があるのは彼らではなく事務所側だと捲し立てる。そして「ミキが可哀想すぎる、2人は何も悪くない」と繰り返した。
しかし火曜コメンテーターのロバート・キャンベル氏が、仕事であろうとプライベートなものであろうと「個人のアカウントで発したことには責任を負わなければならない」と話すと、加藤浩次や近藤春菜、高橋真麻も「えー!」「無い、無い」「責任あるのかなぁ」と驚きの声をあげる。続けてキャンベル氏は「プロフェショナルである以上、自分が何をやっているのか360度見る責任がある」として、今回のミキの件について同情的な見方はしていなかった。
ネット上では「1ツイート50万円は高すぎる」「税金の無駄遣い」と批判されているが、マーケティングに詳しい南山大学経営学部の川北眞紀子教授によると「ミキの影響力を考えると妥当な価格」だとしている。実際にフォロワーが15.8万人いる箕輪氏のもとにも、30~50万円の報酬でPRして欲しい―といった広告代理店からの依頼があるという。だがツイッターでPRするだけの仕事は、箕輪氏やキャンベル氏も受けたことがないそうだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)
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