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【海外発!Breaking News】テニスボールサイズの雹(ひょう)が降りかかる 「命を脅かすこれまでにない暴風雨」と緊急速報も(豪)

TechinsightJapan / 2020年11月2日 12時59分

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激しい霰(あられ)や雹(ひょう)が降る暴風雨がオーストラリアを襲った。SNS上にはテニスボールと同じ大きさの雹や車の窓ガラスが粉々に割れた写真などがシェアされているが、多くの被害が出たことを『The Guardian』『ABC News』などが伝えた。

オーストラリアはこれから夏を迎え、大気が不安定な状態が多くなる。豪東部クイーンズランド州とニューサウスウェールズ州は先月末、激しい霰(あられ)や雹(ひょう)が降る不安定な空模様となった。気象局は暴風雨などの警報を出し「命を脅かす危険性があります」と人々に警戒を促した。

霰や雹が降り出すと急激に風も激しくなり、一部の地域では突風が吹き荒れ、特急電車並の強さである風速115km/hを記録したという。SNS上には大きな雹の写真や庭を埋め尽くす氷の塊の写真や、テニスボールと同じサイズの雹を並べた写真、雹が車の窓ガラス部分に当たり割れてしまった写真など多く投稿された。



ローガン地方では直径14cmにもなる巨大な雹が降ったという報告や、天井を突き破って雹が家の中に降ってきたという事例もあがっている。多くの人が家の中で不安な時間を過ごす中、コップの中に雹を入れて氷の代わりにしたり、バケツに雹を集めて瓶ビールを冷やしている写真も見られた。



霰や雹以外にも激しい雷雨が襲い、一日で約3万回の落雷が確認されており、一時は4万2千戸以上が停電となった。電力会社「Energex」のジャスティン・クーバーさん(Justin Coomber)は「安全が確保されたらすぐに電力復旧の作業に取りかかります。電線が地面に落ちてしまっているのを見つけたら、すぐ私達に連絡をお願いします」と呼びかけた。

気象予報士のローレン・パティさん(Lauren Pattie)は「ここまでひどい暴風雨は滅多にありません。今回のように広範囲にわたって巨大な雹や強風による被害が起こるのは異例です」とコメントしている。

画像は『The Guardian 2020年10月31日付「Australia storms: tennis ball-sized hail hits parts of Queensland as NSW warned of flash-flooding」(Photograph: Christopher Howard/AAP)』『WhatNew2Day 2020年10月31日付「Queensland is facing life-threatening storms with 30000 homes without power while hail crushes concerns」』『ABC News 2020年10月31日付「South-east Queensland hit by very dangerous thunderstorms as hail up to 14cm pummels the region」(Facebook)』『Sonya 2020年10月31日付Twitter「We’ll that was a Queensland hail storm」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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