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【エンタがビタミン♪】「鬼滅の刃を子どもに見せるか問題」 小学生が残酷なシーンでギブアップ 一方「この作品を見て人を殺める生き方に憧れる子どもは育たない」の声も

TechinsightJapan / 2020年11月10日 12時30分

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劇場版が大ヒット中の『鬼滅の刃』は社会現象を巻き起こし、11月5日発表の『2020ユーキャン新語・流行語大賞』ノミネート30語にも選ばれた。原作漫画をアニメ化したところクオリティの高さからさらに人気が加速したとされるが、一方で血が流れる残酷なシーンの描写に違和感を覚える人も少なからずいるようだ。

タレントの井上咲楽は『鬼滅の刃』ファンで漫画やアニメ、映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』にも感動したという。その井上が11月8日放送の『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ)にゲスト出演した際、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』で腑に落ちないところを聞かれて「あんなに血がドバドバ出て大丈夫?」と指摘した。

『鬼滅の刃』は子どもたちにも人気だが、主人公の家族が鬼に惨殺されたり鬼が人を食ったり、逆に鬼の首を斬り落としたりするシーンが出てくる。井上はそうした残酷な描写について「これを子どもに見せていいのかな?」と悩む親は多いのではないかと懸念している。



アニメでは迫力のあるアクションシーンや鬼が苦手な藤の花が咲き乱れる光景をハイクオリティで描いて魅了するが、同じく残酷なシーンの描写にもこだわっている。

『鬼滅の刃』が大好きなお笑いタレント・椿鬼奴は10月25日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、過激なシーンがあることについて「子どもからこんなに人気が出るとは思わなかったので当初は心配したが、残酷なところを辛抱強く観て乗り越えた時に本当の良さが分かる」と話していた。

描写のこだわりから感じるところは世代によっても違うようである。『鬼滅の刃』シリーズの主題歌『紅蓮華』や『炎』を歌うLiSAが、11月8日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)にインタビューVTRで出演して祖母のエピソードを明かした。

『鬼滅の刃』は大正時代を舞台にしており、主人公・竈門炭治郎が家族と暮らしていた日本家屋はその時代を思わせるものだった。LiSAは「私の実家に建物が似ているようで、祖母が『自分の物語みたいや~』と言ってすごくハマっています」という。



ちなみにTwitter上では、井上咲楽が懸念する残酷なシーンについて様々な声がつぶやかれていた。「鬼滅の刃を子どもに見せるか問題」についてツイートした父親は、アニメの第1話を観た小学生の息子が「血しぶきのシーン」でギブアップしてしまい、学校で『鬼滅の刃』の話題に入れずつまらなそうにしていたという。そこで父親が『鬼滅の刃 ノベライズ』を見つけたところ、小学校低学年でも読みやすい内容だった。息子が学校に持っていくと同じように「血しぶきのシーン」が苦手だけど鬼滅には興味がある友達が多く、「みせて! みせて!」と言われたそうだ。

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