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【海外発!Breaking News】極貧、離婚、死…“宝くじの呪い”に見舞われた高額当選者達の末路(英)

TechinsightJapan / 2020年12月18日 21時25分

贅沢な生活に加え投資に失敗した結果、2011年頃からローラさんは自らが経営するサロンで働くことになった。一方のロジャーさんは自宅で引きこもる日々が続いたそうだ。その後2人の関係は悪化し、ロジャーさんの浮気がきっかけで2011年の後半に別居した。

この時のロジャーさんの口座には7ポンド(約980円)しかなく、彼は小さな石造りの家に住むしかなかったようだ。現在の2人は互いに大金を失った責任は相手にあるとして、いがみ合った状態のままだという。



■2003年、180万ポンド(約2億5200万円)に当選したカリー・ロジャーズさん(Callie Rogers)

当時16歳だったカリーさんは、時給3.6ポンド(約500円)でスーパーマーケットで働いていた。当時、宝くじによって一躍億万長者となったカリーさんは、イギリスで最年少の宝くじ当選者としてメディアが取り上げて注目された。

カリーさんは当選金で自分や母親、祖父母のために家を数件購入したほか、複数の高級車を購入し豪華な旅行を楽しんだようだ。しかし16歳の少女が大金の有効な使い道を知るわけもなく、複数のボーイフレンドのために車を購入、そして彼女に友人として接してくる人たちに数百ポンド(数万円)単位でお金を貸すなど散財していた。

また飲酒や薬物に手を出すようになり、浪費した総額は25万ポンド(約3500万円)とも言われている。のちにある男性との間に子供を2人もうけるも、カリーさんが自殺未遂を起こしたことから子供達は父親である男性が親権を得て引き取ったそうだ。

財産も子供も失うこととなったカリーさんは、30代になった今「あの時、誰が私を(お金ではなく)本当に好きで近寄ってくるのかわからず、いつもお金のストレスを抱えていました。私はただ普通の生活に戻りたかったのです」と話している。現在のカリーさんは3人の子供をもうけており、働きながら母親としての人生に幸せを感じているとのことだ。



■2017年12月、400万ポンド(約5億6500万円)に当選したメリッサ・エドさん(Melissa Ede)

キングストン・アポン・ハルで25年以上もタクシー運転手をしていたメリッサさんは10ポンド(約1400円)のスクラッチカード宝くじを購入し、見事400万ポンドに当選した。実はメリッサさん、トランスジェンダーの女性ということもあり、当選後は注目を浴びた。

メリッサさんは当選金を交際している女性と一緒に暮らすための家を購入し、2人で趣味のゴーストハンティング(幽霊探索)旅行に出かけるなど幸せな日々を過ごしていた。またメリッサさんは生活に余裕ができたためか、疎遠になっていた4人の成人した子供達に会いたいと思うようになった。

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