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【海外発!Breaking News】脳死宣告された男性、臓器提供手術の数時間前に息を吹き返す(英)<動画あり>

TechinsightJapan / 2021年4月3日 5時0分

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昨今はほとんどの国で「脳死は人の死」とされているが、このほどイギリスで事故により脳死と宣告された男性が、奇跡的に臓器移植手術の数時間前に息を吹き返した。男性は現在、目覚ましい回復を見せているという。『The Sun』『New York Post』などが伝えている。

英スタッフォードシャーのブラックショウ・ムーアで現地時間3月13日の午後、地元に住むルイス・ロバーツさん(Lewis Roberts、18)が1台のバンにはねられて救急ヘリコプターでロイヤルストーク大学病院に搬送された。

ルイスさんは頭部に損傷を受けており意識不明の重体で、生命維持装置によって命を辛うじて繋いでいた。しかし家族は、事故から4日後の17日に医師から「脳死のためこれ以上何もできない」と告げられてしまった。

ルイスさんの死亡宣告を受けた家族は悲しみに暮れながらも別れを告げ、意を決して7人の移植登録患者にルイスさんの臓器を提供することに同意した。

そして生命維持装置が外されるという数時間前、モニターに一瞬だけルイスさんが自発呼吸していることを示す波形が見られた。ルイスさんの姉ジェイドさん(Jade、28)は、すかさず「ルイスほら、ワン、ツー、スリー、息をして」と声をかけ、もっと大きく息をするように促すと再び波形が一瞬だけ現れた。

しかし病院側から「これは何かのエラーだ」と言われたジェイドさんは、諦めて家族と共に自宅に戻った。ところが自宅に着いて早々に病院から電話があり、ルイスさんが自発呼吸を続けていると知らされたのだった。

その後、ルイスさんはまだ目を開けることはないものの目覚ましい回復を見せており、感覚検査では痛みを感じていることが分かっている。また彼は自らの力で手足を動かし、頭を左右に動かすこともあるそうだ。



ジェイドさんはメディアのインタビューに「私たちは、ルイスが目を覚ます瞬間が待ち遠しくて仕方ありません」と語った。

一方でスタッフォードシャー警察ではルイスさんをはねたバンについて調査を続けており、市民に事故当時の情報提供を呼びかけている。



画像は『Jade Roberts 2021年3月29日付Facebook「THANK YOU SO SO SO MUCH TO EVERY SINGLE ONE OF YOU WHO HAVE DONATED TO Lewis Roberts ON HIS GO FUND ME!!!」、2021年3月14日付Facebook「YOU'VE GOT THIS OUR BOY..」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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