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【海外発!Breaking News】コロナ禍で生まれたフェンス越しの友情、固い絆で結ばれた年の差97歳の2人(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2021年8月3日 5時0分

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新型コロナウイルスの蔓延により、家族や友人に会うことができず家に閉じこもり、ひとり寂しい思いをしている人も少なくないだろう。しかしこのパンデミックがきっかけとなって、思わぬ友情で結ばれた2人がいる。一見友達になることはなさそうな99歳の女性と2歳の男の子だが、お互いの家のフェンス越しに友情を育み、1年経った今では大親友だという。『CBS News』『KARE 11』などが伝えた。

米ミネソタ州ミネアポリスに住むメアリー・オニールさん(Mary O’Neill、99)とベンジャミン・オルソン君(Benjamin Olson、2)は、このご時世で1年以上にわたって厳しい制限下のもとで暮らしてきた。

37年前に夫を亡くし現在ひとりで暮らすメアリーさんは、他州に住む孫やひ孫と会うことができず、家に閉じこもってテレビを見たりゲームをしたり寂しく過ごす日々が続いていた。

メアリーさんの隣の家に住むベンジャミン君もまた、他の子供たちに会うことができず一日のほとんどを家の中で過ごしていた。2歳になったばかりの彼には、友達と呼べる存在がまだいなかったという。

しかしこの2人が出会ったことで、メアリーさんとベンジャミン君の生活はがらりと変わったのだ。

パンデミックの間、ベンジャミン君は庭に出て遊ぶことが多くなった。最初は家の窓からベンジャミン君を見て手を振るだけのメアリーさんだったが、外に出て挨拶をするようになり、やがて2人は家を隔てるフェンス越しに頻繁に会うようになった。

ベンジャミン君の母親サラさん(sarah)は、2人が楽しく遊ぶ様子をこう明かしている。

「ベンジャミンは庭でメアリーさんを見かけるとボールを持って駆け寄ります。そしてメアリーさんにボールを蹴り、フェンス越しに彼女が杖でボールを返すゲームを楽しんでいます。これはメアリーさんが作った“ケーンボール”というゲームです。」

2人は97歳も年が離れているが、ベンジャミン君はそのことをまったく気にしていないそうだ。

2人の関係についてサラさんは「息子はここ最近、メアリーさんのことを『ミミ』と呼びます。家の中で遊んでいると『ミミ? ミミ?』と言うので、私たちは外に出てミミを探すのです。メアリーさんは息子を見ると『ヘイ、ベンジャミン!』と声をかけてくれます。2人のやり取りを見ていると、とても可愛いですね」と語る。

ある日のこと、メアリーさんはベンジャミン君にトラックが入ったおもちゃ箱をプレゼントした。

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