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【海外発!Breaking News】17歳で609キロ「世界一重いティーンエイジャー」だった男性、29歳で63キロに(サウジアラビア)<動画あり>

TechinsightJapan / 2021年12月29日 21時50分

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17歳で体重が609キロに達し「世界で最も重いティーンエイジャー」と言われた男性が、約546キロの減量に成功した。現在29歳の男性は12年前と同一人物とは思えないほどスリムになっており、60キロ台を維持しているという。『The Sun』などが伝えた。

サウジアラビアに住むカリード・モフセン・アル・シャエリさん(Khaled Mohsen Al Shaeri、29)は17歳で体重が約609キロ(96ストーン)に達し、世界で最も体重が重いティーンエイジャーとしてメディアを騒がせた。

そんなカリードさんも現在は29歳となり、MAX時の体重の約90%にあたる約546キロの減量に成功、現在の体重は約63キロだという。

カリードさんは2013年、2015年に死去したアブドラ国王の配慮により、首都リヤドの医療施設「キングファハドメディカルシティ(King Fahd Medical City)」に民間防衛軍の航空機で搬送された。カリードさんが太りすぎで2年半以上も(一部報道では3年とも)寝たきりだったことを知った国王が、人道的な観点から指揮をしたという。

ベッドに寝たままのカリードさんの救出には医療関係者ら約30人が出動し、フォークリフトとアメリカから特注したクレーンが使われた。当時カリードさんが住んでいたサウジアラビア南西部ジーザーンのアパート2階は一部を取り壊さねばならないほどで、窓からの救出劇を多くの人が見守った。

病院では医師らの厳しい管理のもと、カリードさんにはカスタムメイドの車椅子が与えられ、理学療法や食事療法が開始された。そうして約3か月で150キロの減量に成功、腹部の脂肪切除手術などが功を奏し、6か月後には体重が半分にまで減った。

カリードさんのメディカルチームのリーダーであるアーイド・アル=カフタニ医師(Dr. Aaied al-Qahtani)は2014年のインタビューで「カリードさんの心臓や肺の機能が向上しています。筋力がつき、太りすぎることで起きる脂肪細胞の炎症が治まってきているようです」と健康状態が飛躍的に改善されていることを明かしていた。



さらに2016年にはトータルで約317キロ(50ストーン)の減量に成功し、歩行器で歩く姿をメディアに公開した。またその1年後には、当初の体重の約88%にあたる約540キロを減量、4年前のカリードさんとは別人のようにスリムになった。

なおカリードさんは2018年1月に行ったたるんだ皮膚を切除する手術を最後にメスは入れておらず、現在は63キロを維持、以前と比べると表情も明るくなっている。



ちなみに昨年10月にはイギリスで、体重317キロ超の男性が3階建てのアパートから救急車を要請し話題となった。男性は動けなくなり、命の危険を感じたという。



画像は『The Sun 2021年12月27日付「OFF THE SCALES ‘World’s heaviest teen’ who once tipped the scales at 96st aged 17 now unrecognisable as adult」(Credit: Reuters)』『The Daily Star 2021年12月28日付「‘World’s heaviest teen’ who weighed 96st aged 17 looks unrecognisable as adult」(Image: Reuters)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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