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【海外発!Breaking News】宝くじに高額当選した夫妻、障がいを抱える娘のために家を購入して介助犬を迎える(英)

TechinsightJapan / 2022年1月24日 5時0分

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イギリス在住のある夫妻は2017年、宝くじに当選し1億円を超える賞金を獲得した。夫妻には障がいを抱えた娘がおり、当時は医療費などを捻出するために家を売却しようと考えていたそうだ。だがその当選金を使って特別な設備のある家を購入したり、ニーズに合わせて訓練された介助犬を迎えたことで娘の成長に大きな変化をもたらしたという。『Metro』『The Mirror』などが伝えている。

英ケント州メイドストーンに暮らすアダム・プライヤーさん(Adam Pryor、38)と妻のエイミーさん(Amy、32)は2017年、宝くじ「ユーロミリオンズ(EuroMillions)」に当選し100万ポンド(約1億5400万円)を獲得した。

当時の夫妻は障がいを持つ娘のシャーロットちゃん(Charlotte)の医療費などを捻出するために住んでいた家を売却し賃貸住宅に引っ越す予定だったが、その当選金でシャーロットちゃんに必要な設備が整った家を購入したという。そして昨年12月には、シャーロットちゃんのニーズに応えるため特別な訓練を受けてきたラブラドール・レトリバーの介助犬“マーリン(Merlin)”を迎えた。

エイミーさんは、宝くじに当選した時のことをこのように振り返っている。

「シャーロットが生後8か月の時に宝くじに当選したのは、これ以上ないほど良いタイミングでした。出産予定日より7週間早く生まれた娘は11番染色体に異常があって、聴覚や視覚、運動能力に問題があり、発達障がいも抱えています。生まれた後もしばらく入院していたので、出産手当金の終了が近づくにつれてお金の心配も出てきました。そんな時に宝くじに当たって、いろんなプレッシャーから解放されましたし、私は保育士の仕事を辞めてシャーロットの介護に専念できるようになりました。」

その後、夫妻はシャーロットちゃんのために特別な設備のある家を購入し、様々な障がいに対応できる介助犬のマーリンを迎えることにしたという。

それぞれの家族やニーズに合わせて犬の訓練を行っている「サポーティング・パウズ(Supporting Paws)」によると、1頭の介助犬を迎えるためにはおよそ1万ポンド(約154万円)かかるそうで、同社の役員であるシャーロット・チェイニー氏(Charlotte Chaney)は「自閉症の当事者として、また自閉症や学習困難の子どもを持つ親として、介助犬が生活にもたらす違いを身をもって体験してきました。マーリンはシャーロットちゃんのニーズに合わせて訓練されています」と述べている。

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