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京都府がミュンヘンで食品PRイベント開催(ドイツ、京都)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年4月23日 0時30分

ドイツ南部バイエルン州ミュンヘン市で3月14日、京都府が「京もの伝道師イベント」を開催した。京都府産の食品と日本酒を紹介する本イベントでは、シェフが食品を調理し、試食・試飲が実施された。京都府産品への理解を深め、調理方法などを紹介することを目的としたもの。

会場のキッチンスタジオには、レストラン関係者やディストリビューター、小売業の関係者など合計20社から32人が参加した。調理したのはミュンヘンにある日系レストランの「海斗」のシェフで、出汁(だし)茶漬け、白菜・キャベツの漬物、宇治抹茶ケーキ、柚子(ゆず)梅ピューレのせギリシャヨーグルトなどの調理方法を説明した。また、飲み物として、生姜(しょうが)ほうじ茶、宇治抹茶、京都クラフトコーラ、宇治玉露梅酒、スパークリング日本酒が提供された。京都府の食品・日本酒メーカー10社の12品目が紹介された。

イベントの来場者からは、「ドイツでは純日本産のほうじ茶を100%使用する外食店はまだ多くなく、現地では目新しい」「京野菜の味を感じられる」など好意的な声が多数寄せられた。商品のパッケージデザインおよびサイズも高く評価された。

農林水産省が4月に公表した統計によると、2023年の日本からドイツ向けの農林水産物・食品の輸出額は116億円(前年比8.6%増)だった。農林水産物・食品の輸出額のランキングでは、ドイツは16位だった。主な輸出品目のうち、緑茶が18億7,900万円で1位、ソース混合調味料(13億3,100万円)、牛肉(7億800万円)やアルコール飲料(6億9,000万円)も上位5位に入っている。

写真 キッチンスタジオで展示された京都府産商品(参加者提供)

キッチンスタジオで展示された京都府産商品(参加者提供)

写真 試食・試飲現場の様子(参加者提供)

試食・試飲現場の様子(参加者提供)

(クラウディア・フェンデル)

(ドイツ、京都)

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