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42歳で発覚した乳がんがきっかけで夫がブチギレる事態に…。あまりにツラくて助けを求めたのは

女子SPA! / 2024年4月2日 8時46分

 実は当時、夫婦関係に悩んでおり、そのことにも正面から向き合うべき出来事がありました。

 わたしは割と社交的な性格ですが、もともと人の顔色をうかがってしまう性格で、結婚当初から無口な夫が何を考えているのかはかりかねることが多かったのです。

 家事が苦手なわたしの劣等感や子育てへの価値観の違いなど、結婚後からじわじわと溝ができていた夫婦関係。「きちんとしなければ」という気持ちがあるのにルーズな自分の性格を責めてしまい、罪悪感で息が詰まるような気持ちになることもありました。

 言いたいことを飲み込んでしまうことも多く、思い切って伝えれば伝えたでケンカになって平行線。口を開けばケンカになるので、ここ数年はお互いにあまりケンカに発展するようなことは話題に出さないようにしていました。

 なんとか夫婦関係を改善したいと、いろんな本を読んだり、自分のことについて勉強したり、心理学の本を読んでみたりと自分なりに努力していましたが、そこは相手のある話。さっぱりうまくいきませんでした。

 そしてまったく科学的根拠はありませんが、わたしの感覚の中で、そんな結婚生活のストレスも今回の病気につながったのではないかと考えるようになりました。

◆息が詰まりそうな今の家から「引っ越したい」と願うように

 今回の病気を機に、さまざまなことをリセットしたいという気持ちになっていたわたしは、ある日見たチラシをきっかけに「引っ越し」をしたいと願うようになりました。場を変えたいと思ったのです。

 当時住んでいたマンションは、もともと夫が住んでおり、結婚して一緒に住んでいました。当初は夫婦2人でしたが、子どもが生まれてモノが増えはじめると、無駄が多く使いにくい間取りだと感じるようになり、ただでさえ片付けベタなわたしが、どうやっても上手に使いこなせないことに限界を感じていました。

 何度も整理収納アドバイザーに相談してもうまくいかず、家具の移動は変化が嫌いな夫に却下され、できるだけ快適な空間をつくりたいと思っていたけれど、なかなかうまくいきませんでした。

 産後から気圧の変化に敏感になってしまったわたしは、住んでいたマンションの気密性が高く、ときに耳が痛くなりつらい状態が多かったこともなんとなく苦痛に感じていました。

 さらにわたしは閉鎖的な場所が苦手なのですが、夫が大きいテレビが欲しいと購入した際、よい設置場所がなく、結局リビングの大きな南面の窓を覆うように設置することになってしまいました。

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