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「ハイツ友の会」解散の背景に“マウンティングおじさん“か、西野が残した“意味深“投稿の真意

週刊女性PRIME / 2024年4月6日 14時0分

ハイツ友の会(【公式】よしもと漫才劇場のインスタグラムより)

 3月31日、お笑いコンビ・「ハイツ友の会」の解散が、吉本興業の『FANYマガジン』を通じて発表された。

 ハイツ友の会は2019年結成の、清水香奈芽と西野による女性コンビ。芸歴5年ながら、その独特の世界観で『M-1グランプリ2022』(ABCテレビ)の準決勝へ進出。昨年の女芸人No.1決定戦『THE W』(日本テレビ系)では決勝進出も果たした。

 まさに、これからを期待されていた彼女たちの突然の解散。西野はピンで芸人を続けるが、清水は解散後すぐに引退。その背景には一体何があったのか?

ハイツ友の会、解散の背景に「マウンティングおじさん」

「解散が発表されてから、西野さんはXに2枚の写真を投稿しました。そこには、長文で自分たちの世界観では賞レースで優勝できない状況などが綴られていたのですが、お笑いファンたちの間で話題になっているのは

『私たちを応援してくださる方は女性が多くいてくださったように思います。とても嬉しかったです。女性の皆さんありがとうございました。本当に“お笑い”が好きな男性もありがとうございました』

 という締めの言葉。

 わざわざ、『“お笑い”が好きな男性』とカギカッコ付きで表現するあたり、ネタの面白さではなく『女性だから』という理由で近づいてくるような、ファンとも呼べない男性たちに悩まされていたことを匂わせています」(お笑いライター)

 芸能人にとってファンは大事な存在ではあるが、ときに「厄介」な存在にもなり得る。男女問わず、ストーカー化してまったり、脅迫じみたDMが送られることもあるという。とりわけ、女性芸人たちはこうした「厄介」なファンの標的になりやすい。

「女芸人ファンとの距離感は以前から『ゴッドタン』(テレビ東京系)などでヒコロヒーが警報を促していました。つい先日も『キョコロヒー』(テレビ朝日系)で、とある男性が自身のお目当ての女芸人の出待ちの間、ヒコロヒーに声をかけて『今日のネタは前フリがあんまりだったねぇ』と絡んできたというエピソードを披露していました」(同)

マウンティングおじさんのダル絡み

 このような女性に対して見下した態度で接してくる男性の行為を「マンスプレイニング」というのだが、前出のお笑いライターいわく、お笑いファンにはあまりにもそういった男性が多いという。

 初めは“顔ファン”から入って、劇場に足を運んでいくうちに、ダル絡みのマウンティングおじさんと化していくのがテンプレートだそうだ。

「メディア側の『美人過ぎる〇〇』といった紹介の仕方も問題ですよね。ハイツ友の会もネタが評価されるわけでもなく、ビジュアルを褒められることも多かった。

 もちろん、視聴者が彼女たちに興味を持ってもらうため、あえてそのような肩書きを付けたがるのでしょう。そして、顔のタイプが好みでそこからファンになることになんの問題もありません。

 ただ、当たり前のことですが、演者に『余計なことを言うな』ということに尽きます。もし、劇場の外に普通のお笑いファンしかいなかったら、西野さんもわざわざ、『“お笑い”が好きな男性』とは書かなかったですよね」(同)

 このマンスプレイニングじみた、「顔ファン」や「マウンティングおじさん」はお笑い界に限らず、映画、美術、演劇、アイドル……。どこの現場でも蠢いている。

「とある、30代前半のSNSでたくさんのフォロワーを抱える、女性のカルチャー系のライターのイベントには、彼女の『顔目当て』、そして彼女よりも知識をひけらかしたい『マウンティングおじさん』ばかりが集結していました。

 若干、そういう人たちは『無敵の人』の感もあるので、何人かのファンは『水着写真集出してください!』と大声で懇願していました。もはや、メディアに出ている女性を性的消費の目でしか見られないのでしょう」(カルチャー誌編集者)

 男性ファンも出演者の女性たちへのマウンティングに楽しみを覚え始めているようであれば、本当に自分が好きだったコンテンツに集中できなくなるのではないだろうか……? 今後も、こうした問題は絶えないだろう。

取材・文/千駄木雄大

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