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川口春奈、目黒蓮、Koki,ら“ブランドアンバサダー”の実態と「最前列に座れない」日本人の現実

週刊女性PRIME / 2024年4月11日 16時0分

FENDIのアンバサダーを務める川口春奈(左)とSnowManの目黒蓮

『アンバサダー』(ambassador)。日本語に訳すと「大使」。しかし近年、この言葉がもっとも使われるのは、「◯◯がブランドのアンバサダーに就任!」という話題だろう。

「今年2月にラグジュアリーブランド『フェンディ』“ジャパンブランドアンバサダー”にSnow Manの目黒蓮さんと川口春奈さんが就任。特別ムービーを海外で撮影したり、公式のオンラインショップでは、“目黒蓮着用商品”が検索できるようになっているなどブランド側も期待している様子ですね」(ファッション誌記者)

芸能人が相次いで“アンバサダー”就任

 ここ最近“アンバサダー”を務めるタレントは多い。

「アンバサダーといっても多種多様で、例えば『◯◯県観光大使』に、その県出身のタレントが就任することは多いですが、これもアンバサダーの一種。女子サッカーチーム『マイナビ仙台レディース』“サンキュー!アンバサダー”パンサーの尾形貴弘さんが就任したり。ただここ最近目につくのが、海外の高級ブランドのアンバサダーですよね」(芸能プロ関係者)

『プラダ』永野芽郁
『グッチ』羽生結弦
『イヴ・サンローラン』平野紫耀(Number_i)
『トッズ』榮倉奈々
『ディオール』新木優子

 などなど。ただ、実際この人たちが何をやっているのかはよくわからない。

「おそらく木村拓哉さん・工藤静香さん夫妻の娘さんのKoki,さんの影響も大きいのでは。『シャネル』『ブルガリ』『コーチ』と、アンバサダーを渡り鳥のようにやっているので。

 ラグジュアリーブランドのアンバサダーは主要国には各国ごとに“担当”がいて、ブランドとしてのターゲットは当然全世界になるわけですが、基本的に活動は国内の販促。仕事内容は国内のイベントへの出席程度。加えてコレクションに参加するブランドであれば、その時期にミラノやパリへの出張となります」(前出・ファッション誌記者、以下同)

 アンバサダーは、宣伝大使という意味もある。

日本人のアンバサダーが“広告”に起用されることはありません。海外の高級ブランドであればあるほど、広告ビジュアルは販売戦略の肝であり、本国が厳密に定めているので、言葉は悪いですが、日本人の出る幕じゃない

日本人の契約金は安い!?

 前出の永野芽郁や榮倉奈々、新木優子らは2月のミラノコレクションにそれぞれ現地まで訪れている。

「当然ながら日本人アンバサダーの影響力は日本国内に限ります。コレクションの発表の場、いわゆるファッションショーに招待されても、各国のメディアが注目し、セレブが並ぶフロントロウ(最前列)に日本人アンバサダーが座れることは少ない。中国や韓国のタレントさんがそこに招待されることも多いので、日本人も頑張ってほしいとは思うのですが……。

 ただ、これは“本国以外”にも影響力があるかないか、本国の購買力が大きいので、日本が経済的に弱い間は難しい。本当にピンキリですが、契約金も日本人アンバサダーが数百万円から1000万円程度だとすると、ショーの最前列に呼ばれるような海外タレントはもう1ケタ違いますね」

 “推し”がアンバサダーを務める商品、あなたは買いますか?

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