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「新鮮で美味しいの反則でしょ」「ナイスきときと!」 富山湾が育んだパフェが最高すぎる件

Jタウンネット / 2024年2月29日 12時0分

「新鮮で美味しいの反則でしょ」「ナイスきときと!」 富山湾が育んだパフェが最高すぎる件

パフェ――なんてキラキラした響き。「完全な」「申し分のない」という意味のフランス語が語源らしい。

しかしここで、アイスクリーム、チョコレート、生クリームなどを思い浮かべた人(筆者も同様だが)は、甘すぎるようだ。

今、見逃してはいけないパフェ......それは、富山の「海鮮パフェ」だ!

海鮮パフェ(画像提供:富山市観光協会)

背の高い大きなグラスにいかにも新鮮そうな魚介類がこんもりと盛り上げられている。中にはお米が詰め込まれているようだ。

 

こちらは2024年2月24日、富山市観光協会が公式Xアカウントで紹介したグルメ。投稿には8600件を超える「いいね」(2月24日時点)が付けられ、こんな声が寄せられている。

「宝石箱や」
「食べるのがもったいないくらいきれいです」


「すげ〜 どんな味するんだ」
「新鮮で美味しいの反則でしょ」
「富山が ぎっしり詰まってる 素敵なパフェ!!」
「ナイスきときと! 富山を訪れる理由が出来ました」

こんなパフェなら、ビールや白ワインでも飲みながら、たっぷり時間をかけて味わいたいものだ。富山のどこで食べられるのだろう?

Jタウンネット記者は地元に詳しい話を聞いた。

自分たちが獲ってきた魚を、食べてもらいたい

富山市観光協会のスタッフによると、「海鮮パフェ」は、水橋漁港の漁師達が運営する店「水橋食堂『漁夫(ぎょふ)』」のメニューの一つ。この店では、朝獲れの新鮮な富山湾の海の幸をふんだんに使った料理が提供されているという。

「水橋食堂 漁夫」を運営している水橋漁民合同組合に直接聞いてみては、ということで、Jタウンネット記者は電話してみた。答えてくれたのは、組合長の安倍久智さんだった。

「高さ20センチほどのグラスの一番下にご飯が入っているのですが、その上にさまざまな具材が層になっています。とびっこ(トビウオの魚卵を塩漬けにしたもの)、ブリ、イクラ、甘エビ、白エビ、カニ、サワラ、マダイなど......」(安倍組合長)

「海鮮パフェ」の具材はまだまだありそうだった。筆者がメモしきれなかったモノも、あったかもしれない(ゴメンナサイ!)。日によって多少変わることもありそうだ。

パフェ以外にも、刺身定食、カニ丼、白エビのかき揚げ丼、ひつまぶし風にして食べても美味しい海鮮丼、「全部のっけろー」の一言で出来たという大漁丼など、魅力的なメニューがいっぱい。どれもこれも、"きときと"(富山の方言で「新鮮な」の意味)な海の幸を味わえそうだ。

白エビのかき揚げ丼(画像提供:富山市観光協会)

水橋漁港は、富山湾の名物ホタルイカの水揚げ港の一つとして知られている。

水橋漁民合同組合が「水橋食堂 漁夫」をオープンしたのは、21年10月20日。「自分たちが獲ってきた水橋産の魚を、お客さんに食べてもらいたい」という新たな挑戦だった。地元漁師が料理を提供する店として、ランチタイム(11時~15時)のみ運営してきた。

海鮮丼(画像提供:富山市観光協会)

最初のうちは、客のほとんどが地元・水橋地区の人だったが、徐々に地元以外の客が増えて、今や観光客が半数を超えることもある。「大型連休のときは、お客様の数が1日250人を超えることもありました」と安倍組合長。

24年1月1日に発生した能登半島地震で、水橋漁港はホタルイカ漁に使う定置網などに深刻な被害を受けた。現在、懸命に修復作業を行っているところだ。

そして、3月1日の「ホタルイカ漁解禁」にあわせて、初めての夜営業を開始する。

この機会に富山へ行って、お腹いっぱいになってはいかが?

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