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失踪する芸能人はKANA-BOONの飯田氏だけじゃなかった! 若人あきらから現代までの失踪者を遡る

TABLO / 2019年6月20日 13時14分

画像は『風吹ジュン ゴールデン★ベスト』より

日本中を心配させたロックバンド・KANA-BOONのベース・飯田祐馬さんの失踪事件は記憶に新しい。

飯田さんは6月5日から音信不通となり、13日にその事実が判明。警察に捜索願いが出されたり、バンドメンバーが声明などを出すなど大騒動に発展しましたが、本人は15日深夜に帰宅。

所属事務所はその後、19日に飯田さんが精神的な病気のために一時音楽活動を休止することを発表されています。発表によると、飯田さんが音信不通になった理由は“音楽活動の中での個人的な不安やプレッシャーが原因”だったとのことです。ネットでは最悪の事態にならなかったことを喜ぶファンの安堵の声が溢れていました。

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日本中を騒がせた芸能人の失踪事件といえば、

『若人あきら』名義で郷ひろみさんのモノマネなどをしていた俳優の我修院達也さんを思い出す人は多いのではないでしょうか。

我修院さんは1991年、熱海市の海岸で釣りをしていた最中に行方不明に。そして3日後、小田原市で記憶喪失状態で発見されたことがあったのです。当時、この事件はちょっとしたミステリーだとして、かなり話題になりました。

しかし調べてみますと、実はかなりの芸能人が失踪騒ぎを起こしていることが分かりました。順を追って紹介していきたいと思います。

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まず1972年に俳優の藤岡弘、さんが起こした失踪事件。

当時、藤岡さんは『仮面ライダー』の主役を演じて大人気でした。そんな中、藤岡さんはドラマ『赤ひげ』のオーディションを受けて合格。準主役の座を勝ち取ったものの、事務所に黙っての行為だったことや『仮面ライダー』の仕事のスケジュールが詰まっていたことなどもあり、出演が不可能になってしまたのです。

これにショックを受けた藤岡さんは『仮面ライダー』の撮影などもすっ飛ばして失踪。このせいで『仮面ライダー』の現場は混乱し、放送されたエピソードの内容を変更するなど大変な騒動になったとか。藤岡さんは数週間後に発見され事なきを得たのですが、後年、この失踪を振り返り「イヤな思い出」「思い出したくない」と語られています。

また、藤岡さんと同じく仕事がイヤになって失踪したのが女優の風吹ジュンさん。

風吹さんは事務所からの独立問題で揉めており、1974年にはそれがこじれてテレビ局の前で男性数人に連れ去られ、話し合いの場に連行されるという事件が起きています。その際の話し合いで風吹さんは事務所の移籍を一時あきらめたのですが、やはりその後も独立問題は尾を引き、1976年にはテレビ収録をすっぽかして1か月表舞台から失踪するという荒業に出ます。

失踪から帰還した風吹さんは記者会見を開き、「自分を偽るのはイヤ」「これからはやりたい仕事だけをやっていきたい」とハッキリ宣言。しばらく干されてしまうも、1979年にはヌード写真集を出版したり映画『蘇る金狼』でヒロインを担当、大胆濡れ場を演じるなどして芸能界に返り咲かれています。

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そして、飯田さんと同じくプレッシャーなどによりメンタルに不調を来たし、失踪したのがお笑いコンビ・キングコングの梶原雄太さん。

梶原さんは人気絶頂だった2003年、ストレスにより精神的に追い詰められ、決まっていた仕事をドタキャンするなどして2か月半失踪。後に梶原さんは様々な番組で失踪を振り返られていますが、当時は携帯電話の電源を切るなどして外部との接触を完全に遮断し、カラオケボックスに1人で閉じこもるなどしていたとのこと。

この失踪騒動のせいで、復帰後はテレビとラジオ合わせて9本もあったレギュラーはラジオ1本のみになるなど仕事が激減するも、相方の西野亮廣さんは失踪後に謝りに来た梶原さんを一切責めなかったそうで、その懐の広さも話題になりました。

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失踪するということは、当時の自分を取り巻く状況から逃げ出したいという、かなり辛い環境に身を置いているということ。失踪した人の事情は人それぞれですが、今後、もしかすると皆さんにも「失踪したい」と思うような状況が訪れる可能性も否定できません。そんな時には失踪した後の生活の仕方がよく分かる、漫画家の吾妻ひでお先生の名著『失踪日記』(イースト・プレス刊)を読むことをお勧めします。(文◎小池ロンポワン)

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