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東京メトロ有楽町線の謎...秘密地下シェルター説を考察

TABLO / 2014年4月25日 11時38分

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 埼玉県の和光市から、平和台駅、市ヶ谷駅、永田町駅といった東京の重要都市を通過する東京メトロ有楽町線は、かねてから「有事の際、軍事物資と自衛隊員、国家VIPなどを搬送する軍用道路となる」と噂されてきた。ふしぎなことに有楽町線沿線には軍事拠点が多く集まっている。和光市には朝霞駐屯地、平和台駅には陸自第1師団司令部、そして市ヶ谷駅には防衛省が控え、その先の永田町駅には議員会館がある。

 人気劇画『ゴルゴ13』でも「国会議事堂駅は核シェルターである」という説が書かれているが、日本の地下鉄にはこのような役割を担っているという見方も多い。

 というのは第二次世界大戦時以前から、日本軍は地下にトンネルを掘るのが得意だったからだ。地底深く掘られた大江戸線や銀座線、有楽町線などが、日本軍のトンネルを流用したのではないかという説も根強い。東京都内の地下壕にさまざまな噂が流れているのはこれに起因している。

 その他にも、「銀座の地下にも巨大に地下街が眠っている」「国会議事堂の地下には有事の際に脱出できるように議員専用のプラットホームがある」といったように地下にまつわる伝説は数多い。また、太平洋に面している東海道線は有事には、戦車が海側に向かって配置されるように建設されているとも言われる。だが、ここまでくると軍事情報であり国家機密である。容易に東京メトロも政府も真相を明かすことはないだろう。

 話を東京メトロ有楽町に戻そう。有楽町線断面図を見ると、上下三段構造で往路と復路のほか使われていない一段があるため、このような推測が噂に拍車をかけている。実際には50トンある自衛隊の戦車が、地下鉄構内を走行することは不可能だと思われる(重量でトンネルが崩落する)。だが、外敵による首都侵略となれば、地上はパニックになることは必至。装甲車や軍用トラックが地下鉄網を走りまわる、というケースは十分に考えられる。緊張するアジア情勢だが、そんな日が来ないことを祈るばかりである。

Written by 中田薫

Photo by 東京メトロ公式WEBサイトより

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