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「いつか従業員を殺すことになる」 定食チェーン・大戸屋の公開パワハラ 密着番組が暴露した残業100時間の店長に「目が死んでる」という社長

TABLO / 2019年12月12日 17時30分

画像はテレビ東京公式サイトより

定食チェーン「大戸屋」がテレビ番組での公開パワハラで炎上騒ぎになっています。ブラックな勤務実態も明らかになり「末期な状況」「胸糞悪い」といった声が殺到しています。

 

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12月10日放送のテレビ東京『ガイアの夜明け』では定食チェーン「大戸屋」に密着し、残業時間の削減に取り組む様子が紹介されました。

働き方改革によって今年4月から大企業を中心に残業時間の規制が定められた中で、その規制を超える残業をしているという大戸屋の店主たち。年に一度の店主会で、社長である山本匡哉氏が「時間外労働は何時間だった?」と問うと、多くの店主が規制を超える残業をしていることが発覚します。

この実態に山本社長は『(残業削減に)本気になってる? 目が死んでるんだけど』と叱責。厳しい言葉をぶつけました。

さらに番組では、都内店舗で店主を務め残業時間の多い3人に密着。この3人の内2人の店主は残業削減に意欲的ではないようで「残業代がなくなると生活費が回らない」といった事情もあるようです。

もう一人の店主は「残業で自分が倒れては意味がない」という残業否定派であるにもかかわらず、残業時間の削減には至っていない様子。というのも、人手不足は単発バイトを雇えるサービス「タイミー」を利用し解消できると考えていたが、毎回同じことを1から教えなくてはならないといった余計な仕事やコストが増えてしまい、かえって残業時間が増える結果となってしまったようです。

この事態に山本社長は、店主を呼び出し『空回りなんだって努力が。このままじゃお店なくなるよ?』『その時は当然、今まで頑張っていようが店主を降ろすしかないよ』と叱責。頬杖をつきながら、またも厳しい言葉をぶつけていました。

 

参考記事:焼き肉屋で4年間無給で働かされていた男が高級酒を万引きで逮捕 法廷は男をどう裁いた? | TABLO

番組では最終的に、残業時間の削減に無事成功し大団円として幕を閉じたという様相でしたが、一連の社長の発言や態度に「公開パワハラ」と多くの視聴者が感じています。ネット上では、

「かなりヤバイ。大戸屋の密着。社長は現場のバイト上がり。発言も“本気なの? 目が死んでるけど”から始まり、店長もバイトに“はぁー…遊びじゃないんだから”とか平気で言ってるし、“残業代減ったら生活出来ない”とか典型的に末期な状況。密着されてメリットあるの??」

「いかにもブラック企業そのものだわ」

「とにかく社長が無能すぎる! 精神論でモノを語り、全ての責任を現場に押し付ける割に

現場に権限は与えない。こんな裏側、見たくなかった」

「ガイアの夜明けってブラック企業を労基に代わってお仕置きする無能経営者晒し上げ番組なん?」

「本当に大戸屋OKしたん? ってくらい胸糞悪い内容だった。特に社長。何であんなに他人事みたいな口調だったんだろう」

「今のやり方ではいつか従業員を殺すことになる」

といった声が相次ぎ、大戸屋の公式Twitterにも社長に対する苦言が殺到しています。

また、「こんな会社なら大戸屋にはもういきません」といった声もあり、客離れも懸念される事態に発展してしまっているようです。会社の宣伝のための密着が、裏目に出てしまう結果となってしまったようでした。(文◎絹田たぬき)

 

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