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山田洋次に横尾忠則が噛みついた! 桑田佳祐も巻き添えに!? 映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』場外乱闘

TABLO / 2020年1月10日 10時9分

画像は『男はつらいよ お帰り 寅さん』より

公開中の映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』に思わぬトラブルが生じていることを週刊ポストが報じています。

山田洋次監督(88)の作品のポスターなどに長年たずさわってきたアートディレクターの横尾忠則氏(83)が「自分のアイディアを山田監督に無断使用された」と激怒なさっているというのです。

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「山田監督、松竹サイドから、きちんと納得のいくような説明がなされていないので、横尾氏が怒り心頭なのは当然でしょう。山田監督に限らず、多くの人から、アイデアをもらって、分からなくなって悪意なく使用してしまうというパターンは、多くの監督にあるようです。日本の映画監督は、王様のように偉いので、波風をたてる人はほとんどいませんでした。しかし、世界的なアートディレクターという相手が悪かったでしょう。昭和を代表するヒット作品を主人公の俳優が亡くなって、長年経つのに形にするのはトリッキーな技が必要でした」(映画製作会社ディレクター)

また、オープニングの主題歌をオリジナルは主演の渥美清さんが歌っていましたが、今回50作目に限り桑田佳祐さんが歌っているのも物議を醸し、彼を起用したことについての否定的な意見で炎上している掲示板が話題となっています。

おちゃらけた歌い方や、巻き舌などに違和感を持った人々がここぞとばかりに攻撃的な意見を書いているようです。

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しかし、肯定的な意見のミュージシャンもいます。

「当然本家渥美清さんの歌う『男はつらいよ』にある哀愁、優しさ、そして寅さんの人柄そのものが溢れた歌唱に勝るものは無いと思います。今回の桑田さんならではの歌唱に色々なご意見があるようですが、1ファンの僕としては、桑田さんの愛情を物凄く感じました。

表面上、巻き舌や極端なビブラートでおちゃらけた歌のように思えますが、その裏には、人に辛さをみせない『寅さん』への想いを桑田さんが表現されているなと僕としては感じました」

と語るのは、NHK熱唱オンエアバトル2代目チャンピオンであり、NHKみんなのうたで『しあわせだいふく』を歌うシンガーソングライターの松井まさみち氏。

子供の頃から「男はつらいよ」の大ファンで、上京して真っ先に『寅さん』の舞台である葛飾・柴又に脚を運んだそうです。49作品全て何度も観ている松井氏は、オープニングからもう涙が込み上げてきたそうです。

主演の渥美清さん亡き後に続編が作られ感動を生んでいる裏には、様々なドラマがあるようです。(文◎星野純連)

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