猪瀬知事(小男)は器が小さいのか!? プチ鹿島の世相コラム『余計な下世話!』vol.22

東京ブレイキングニュース / 2013年12月17日 12時0分

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 先週はネルソン・マンデラ追悼式での「でたらめ手話」が話題だったが、猪瀬直樹の記者会見は手話男がいなくてもでたらめ感が満載だった。

  私が残念に思うのは猪瀬氏の政治とカネの問題より、その後のオロオロぶりである。猪瀬直樹は「プロ政治家」ではなかった。もしそうなら自分にとってまずいことであればあるほど大声で弁明してしらばっくれたはずだ。小泉純一郎が「人生いろいろ」ととぼけたように。

 幸か不幸か猪瀬直樹はプロ政治家ではなかった。会見でのあの狼狽ぶり、二転三転の言い訳、声の小ささ、顔面蒼白。完全にド素人のリアクション。他人ごとではない。もし今、東京都に緊急事態が起きたらどうするのか。トップが緊急時にオロオロする人で大丈夫なのか。

 こうも言える。最近「民主主義の危機」が叫ばれているが東京都に限っては心配ない、と。

 東京都は素人を都知事に戴くウルトラ民主主義を実践しているからである。市民による政治が実現していた。それにしてもあのオロオロぶりを猪瀬個人の「器」の問題ではなく「チビは器もやはり小さいのか」と世間に思われたら、同じくチビの私は本当に困る。

 そんななか、ある短篇集を読んだ。『ポランスキーも小男(チビ)だけど』(中平まみ・展望社)。

 表紙の帯には「モデルの男は立身出世欲のためになり振りかまわず権力にすり寄り、のし上がったいやしいやつです。中平まみさんの勇気ある告白を支持し、力いっぱい応援します」という推薦文や、「文藝賞作家の衝撃のモデル小説。」というコピーがある。

 いったい、誰がモデルなのだろう。その「小説」を読んでいくと、主人公の女性は「男」の事務所スタッフ募集に応募したが不採用。しかし翌日、

《「それとは別に私設ヒショになりませんか?とどのつまりはプラウヴェイトで「お付き合い」願うのはどうだろう。》

 という申し出がある。「男」の描写もある。

《目のまえにいる短、小男の、耳たぶは大仏的福耳だが、男にしては眉の薄いその猪八戒みたいな相、をあらためて見やる。》

いったい、誰がモデルなのだろう。

《外で食事をし支払いのとき、キャッシャーで「あら、よく拝見しております」などという世間一般のそうした態度を店の者が示すと、本人は少しこそばゆいながらも誇らしいらしく、大きな鼻の穴が更に開くように。》

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